地方を創生し未来に飛躍する誇りの持てるまちづくりに取り組むとともに、第2次町総合計画を計画的に推進し、「若い人たちが住み続けたいまち洋野町」を建設するための令和6年度予算が、3月開催の第2回町議会定例会で可決されました。
新年度予算の一般会計と5つの特別会計、3つの企業会計を合わせた総額168億5214万円の内容についてお知らせします。
■一般会計(行政運営の基本的経費)111億6,400万円
○一般会計は4・5%増
行政運営の基本的な経費である一般会計の予算額は、111億6400万円で、前年度当初予算106億8千万円から4・5%増加しました。
○歳入の大部分が依存財源
歳入では、町税などの自主財源が全体の28・9%、地方交付税などの依存財源が71・1%で、大部分を依存財源が占めています。(グラフ1)
○民生費が27・3%を占める
歳出では、人件費や公債費などの義務的経費が全体の44・1%、道路や建物の工事費などの投資的経費が10・3%、補助費などのその他の経費が45・6%となっています。(グラフ2)
歳出の目的別構成の割合は、社会福祉や児童福祉などの民生費が27・3%。続いて財産管理や電算管理などの総務費が13・1%、町の借入金返済のための公債費が12・9%、学校や社会教育などの教育費が10・7%、保健衛生や環境衛生などの衛生費が10・4%の順になっています。(グラフ3)
■予算総額は168億5,214万円
○予算総額は5・5%増
一般会計の111億6400万円と、5つの特別会計27億5140万円(9・6%減)、3つの企業会計29億3674万円(30・1%増)を合わせた予算総額は、168億5214万円(5・5%増)となっています。
また、下水道事業の地方公営企業法適用に伴い、特別会計の公共下水道事業会計と農業集落排水事業会計を廃止し、新たに下水道事業会計を企業会計として設置しました。(表1)
◆(グラフ1)一般会計歳入(入ってくるお金)
◆(グラフ2)一般会計歳出(使うお金)
◆(グラフ3)歳出の目的別構成
◆(表1)各会計予算
○町民1人当たりでは…
・予算額 743,920円(48,834円増)
・借金(町債)残高 612,826円(46,971円減)
※令和6年2月末の人口15,007人で計算、( )内は前年度比
※借金(町債)残高は令和7年3月末の見込み額で計算
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