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まちの話題

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岩手県洋野町

町内の地域や各種団体などで行われた催しなどを紹介します。

■「ひろの歩き」で春の訪れを感じる 春の大野を歩いて満喫
「ひろの歩き〜桜咲く、大野の名所を巡ろう〜」(町観光協会主催)は4月21日、大野地区で開催され、町内外から13人が参加しました。
ひろのまきば天文台の阿部俊夫(としお)台長から説明を受けながら各所を散策。きれいに咲いた桜を楽しみ、川崎製鉄金ヶ沢砂鉄採掘場跡では地質について見識を深めました。散策を終えた参加者はグリーンヒルおおので「おおのダムカレー」を堪能。春の大野を満喫しました。
水野由里子(ゆりこ)さん(八戸市)は「新しい目線で見ることで、今まで知らなかった魅力を知れた」と笑顔で振り返りました。

■ウニの森づくり植樹祭 山から育む良質なウニ
「ウニの森づくり植樹祭」は5月18日、八木地区の山林で開催され、宿戸海づくり少年団や漁業関係者など約140人が参加しました。
参加者は0.5ヘクタールの山林にコナラの苗木約1,600本を植樹。豊富な滋養分を含んだ水が、山から安定的に供給されることで上質なウニが育つとされ、これまで約25,000本の苗木を植樹しました。平航大(こうだい)くん(宿戸小6年)は「周りの木のように大きくなって海に栄養を送ってほしい」と期待を込めました。

■春の野山を五感で味わう 険しい山道乗り越えて
大野の自然を守る会(佐々木祥吉(しょうきち)会長)が4月28日、蒲の口地区で「大野の春の野山を楽しむ会」を開催しました。
町内の親子ら17人が参加し、里山を散策しながらタラノメを収穫。その後、子どもたちはいけすに放したハヤを手で捕まえられるか競い合いました。昼食では収穫したタラノメの天ぷらやひっつみなどが振る舞われ、参加者は春の恵みを堪能しました。畑龍羽(りゅうわ)くん(大野小6年)は「見つけるのが難しかったけど、いっぱい獲れて良かった。食べるのが楽しみ」と充実した表情を見せました。

■陽春の交流コンサート 全国レベルの歌声響く
盛岡第四高音楽部による「陽春の交流コンサート」(町主催)は4月28日、町民文化会館で開かれました。同部は全日本合唱コンクールで、5大会連続金賞を受賞している名門校です。
地元吹奏楽団「ひろののね」の演奏で幕をあけたコンサートでは、透明感のある歌声と美しいハーモニーで約200人の観客を魅了したほか、「ふるさと」の全体合唱で交流を深めました。

■木工の森づくり植樹会 願いを込め丁寧に植樹
「木工の森づくり植樹会」(大野の自然を守る会主催)は5月12日、蒲の口地区の伐採跡地で開かれトチノキの苗木100本を植樹しました。
伐採跡地への広葉樹の植樹活動と、大野木工の素材生産を目的とし、昨年に続き2回目の開催。会員や小中学生、林業関係者など34人が参加し、スコップで穴を掘り1本1本丁寧に苗木を植えました。佐々木正宗(まさむね)さん(大野中2年)は「穴を掘るのが大変だった。元気に育ってほしい」と願いを込めました。

■海浜清掃で海をきれいに
種市高校(伊藤俊也(としや)校長・生徒88人)が5月12日、総合的な探究の一環で「ボランティア活動の参加者増加のための工夫」をテーマに「ビーチクリーンアップ」を行いました。
当日は23人が参加し、ひろの水産会館ウニーク近くの砂浜を中心に、ごみ拾いを実施。開催を計画した上岡谷心和(ここな)さん(3年)は「チラシを配る時期を早めるなどして工夫した。目標にしていた子どもの参加が多くうれしかった」と振り返りました。

■町長と活発な意見交換
「洋野まちづくりトーク」は5月1日、八木防災センターで開催され、八木北町地区会の住民ら12人が参加し、地域の現状や課題などについて岡本正善町長と活発な意見交換をしました。

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