■「大人の食育」は、「知る」から!
食育という言葉が提唱されて久しくなりました。成長期の食育では、体の成長に必要な栄養素を取ることなどが主になりますが、「食育」全体では、ライフステージに応じて「食べるもの」「食べる量」「食べるタイミング」などをよく知り、習慣づけることが大切です。
年齢を重ねると代謝が下がり、若い頃と比べて太りやすくなります。カロリーを抑えようとして単純に量を減らすと、必要な栄養素まで摂取できなくなり、日常の生活に必要な筋力までも失うことがあります。また、満腹感が得られず、長続きしない原因にもなります。
このようなときは、野菜などを使った副菜や具だくさんの汁物を組み合わせるのがお勧めです。
また、食事の時間が不規則な人のなかには、夜遅い時間に食事を取る人が増加傾向にあるといわれています。寝る直前にエネルギーを過剰に摂取すると蓄積されやすく、肥満の原因になるほか、胃腸に負担がかかるような食事は、翌朝の胃もたれなどの原因につながり、1日の活動に大切な朝食に影響を与えます。
■運動習慣と組み合わせ効果アップ
正しい食習慣を身につけて、運動習慣と結びつけることは、健康な身体を維持していくことに欠かせません。
町では現在、適度な運動習慣の定着を目的として、「ピンポンラリー」や「ウォーキング」への取り組みを推進しています。
皆さんもできることから実践してみてはいかがでしょうか。
役場農林課
【電話】77-2113
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