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特集 ヒロノのミライ(2) 〜マチの思い、ヒトの想い〜 2

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岩手県洋野町

■interview 町内で地域や子どものための活動をする団体などに想いを聞いてみました
○こども家庭センター
こども家庭センターは、今年の4月に、子どもとその家庭が安心安全に生活できるように、そして母子保健と児童福祉を一体的に支援するために設置されました。
家族の在り方も多様になった現代、子育て世代の孤立化が深刻な状況にあります。自分の子育てはこれでいいのか、周りと自分を比べてつらく感じてしまったり、相談しにくくなったりしている人もいるかもしれません。こども家庭センターには心理師と保健師がいます。保健師が妊婦訪問や赤ちゃん訪問で伺ったときや、ふとしたタイミングで大丈夫ですので、ご相談いただければと思います。
私たちは、その人を心配している人が増え、つながりを作ることが何よりのケアになると考えています。つながりを作る選択肢として、こども家庭センターがあることを知っていただければ幸いです。心配事があれば気軽にお問い合わせください。

こども家庭センター
【電話】65-5921

○がんばる大野研究会
会長 佐々木智幸(ささきともゆき)さん
がんばる大野研究会(前おおの・むらづくり21推進会議中心街活性化推進部会)は、23年前に、大野を盛り上げたいという思いで商工会の人が中心に集まり設立しました。
今はイベントで「洋野まちなかフェスタinおおの」を開催しているほか、冬にはイルミネーションを飾るなどして、地元のために少しでも力になれたら、子どもたちを中心にたくさんの笑顔が町にあふれたらという思いで活動しています。
コロナ禍でまちなかフェスタが開催できなかった4年前、大野小の当時6年生の子どもたちが「下級生に楽しんでもらいたいから校内イベントでまちなかフェスタをやりたい」と相談に来てくれました。その一生懸命な姿を見て、自分たちの活動や思いが伝わったと感じて、うれしかったです。みんな混ざって盛り上がるイベントを一緒につくっていければと思います。

活動に興味のある人は佐々木石油店まで
【電話】77-2323

○種小の子どもを支援する会
会長 蔦木雅行(つたきまさゆき)さん
種小の子どもを支援する会の活動は、学校教育に週休2日制が導入されてから、子どもたちにさまざまな体験をしてもらえるようにという有志の人たちの思いから始まりました。
キャンプをしたり、浜で磯遊びや釣りをしてみたり、自分たちが子どもの頃やっていた遊びを今の子どもたちにも楽しんでもらえればと思い、一緒になっていろいろと活動しています。今年は、海浜公園のキャンプ場で、子どもたちに自分で薪割りや火おこしをして、はんごう炊飯とカレー作りに挑戦してもらいました。
子どもたちが楽しそうにしているのを間近で見られるのもうれしいですし、何より自分たちも楽しくて元気をもらっています。動けるうちは頑張って続けていきたいですけど、支援する会もベテランが多くなってきたので、新しいメンバーも増えればうれしいです。

活動に興味のある人は種市小区地域学校協働活動推進員の磯﨑さんまで
【電話】65-2128

■ミライの姿
マチもヒトも、できることを考え、より良いミライをつくりたいという思いで、さまざまな活動をしています。
特集「ヒロノのミライ」最終回となる次号では、本格的に動き出した人口減少対策本部の専門部会で行われた、施策アイデアの検討と発案をするワークショップの様子などを紹介しながら、町の将来を担っていく人たちが想像する「ミライの姿」を特集します。

→次号へ続く

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