■受けよう 肺がん(結核)検診
市では、他のがんに比べて肺がんによる死亡者が特に多くなっています。また、結核も日本において未だ死亡する人が出るほどの重大な感染症です。
肺がん・結核を早期発見し、大切な命と健康を守るため、この機会に必ず受診しましょう。
9月下旬に肺がん検診の対象者に通知書を郵送します。通知書が届かない人でも対象者に該当する場合は受診できるので、連絡してください。
検診内容:問診と胸部エックス線撮影
※50歳以上の人は喀痰(かくたん)検査(2640円)を追加できます。
対象者:40歳以上の人(昭和60年3月31日までに生まれた人)で、職場や病院などで検査の機会がない人
検診料金:700円
料金免除:次の人は料金が免除されます(喀痰検査を除く)。
(1)70歳以上の人
(2)65~69歳の後期高齢者医療被保険者証を持っている人
(3)市・県民税が非課税世帯の人
(4)生活保護世帯の人
※(3)か(4)に該当する人は事前に手続きが必要です。受診する前に、必ず健康づくり課に連絡してください。
検診日程:下表のとおり
表:令和6年度滝沢市肺がん(結核)検診日程
問い合わせ:健康づくり課
【電話】656・6527
■食事はおいしくバランスよく~野菜しっかり・果物適量食べよう~
国の健康づくり計画である健康日本21では「野菜摂取量の増加」と「果物摂取量の改善」が目標に掲げられています。野菜や果物はビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源であり、脳卒中や虚血性心疾患などの生活習慣病の予防に効果があると言われています。
しかし、国が令和元年に行った全国調査では、野菜の摂取量は281g、果物の摂取量は99gと、国が目標とする1日の摂取量に達していません。
▽野菜は1日350gを目標に
野菜類(キノコ・海藻含む)の摂取量は1日350gが目標です。350gは小鉢約5皿分に相当します。全国調査の結果と比較すると約70g(小鉢約1皿分)足りていません。料理が難しい場合は、トマトやキュウリなどの生で食べられるものを活用しながら、しっかりと野菜を食べましょう。
▽果物は1日200gを目標に
果物の摂取量は1日200gが目標です。200gは温州ミカンであれば2個、リンゴや柿は1個、バナナは2本分が相当します。全国調査の結果と比較すると約100g足りていません。意識して食べましょう。
▽ビタミン・ミネラル・食物繊維の働き
ビタミンやミネラルは体の機能を正常に保つ働きがあります。これらの栄養素は、体内でほとんど合成することができないため、食事から取る必要があります。下表を参考に、いろいろな食品を食べましょう。
表:ビタミン・ミネラル・食物繊維の働きと主な野菜・果物
▽食事はおいしくバランスよく
バランスのよい食事として、主食・主菜・副菜を組み合わせて取ることが勧められています。さらに、果物や牛乳・乳製品を加えると不足しがちな栄養素を補うことができます。
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