■過去10年の決算規模、財政調整基金の残高
令和5年度決算は、前年度と比較して歳入は5億8,345万円減の127億8,421万円、歳出は6億5,420万円減の121億6,666万円となりました。財政調整基金の残高は1億2,325万円増の13億6,516万円となっています。
■決算
町の歳入と歳出の実績を明らかにすること。予算が適切に執行されたことが、町議会定例会9月会議で認定されました。
■歳入
家庭に例えると、お給料などの収入に当たります。皆さんからの税金からなる町税、各種交付税などの種類があり、詳細は4~5ページで紹介しています。
■歳出
家庭に例えると、食費などの支出に当たります。福祉全般に使う民生費や道路整備などに使う土木費などがあり、詳細は6ページで紹介しています。
※財政調整基金年度間の財源の不均衡を調整するための基金。一般家庭の預貯金にあたる。
■歳入
■財源の推移
歳入に占める、自主財源と依存財源の割合です。自主財源の割合「自主財源比率」が高いほど、国や県などへの依存度が低く、財政が健全と判断できる一つの基準となります。特にも町税は財政の基盤となる重要な財源です。令和5年度においては、自主財源比率は47.4%で前年度比4.0ポイント増加。依存財源比率は52.6%で前年度比4.0ポイント減少。近年依存財源比率が高い傾向にあります。
■主な歳入科目の決算額推移
町税は町民税、固定資産税及び軽自動車税が増収となったこと等により、前年度比約1億3千万円増加し、高い数値を維持しています。町債は公共事業などにかかる経費が減となったため、前年度比約1億6千万円減少しました。国庫支出金は新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金等が減となったことから、前年度比約2億8千万円の減となりました。
■町民一人当たりの歳入出額(令和6年3月31日の人口26,200人で算出)
■歳出
■主な歳出科目の決算額推移
総務費は基金積立金や人件費の増により約1億6千万円増加しました。民生費は子ども子育て支援事業費補助金、子育て世帯生活支援特別給付金等の増により約1億6千万円増加しました。土木費は防災安全対策事業等道路関連事業及び除雪事業の減により、約6億1千万円減少しました。
■令和5年度特別会計・公営企業会計の決算
(千円を四捨五入)
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