■いわての森林の感謝祭
森林の恵みに感謝する行事として、平成20年度に開始。新型コロナウイルス禍による中断を経て、3年ぶりの開催となりました。
また、令和5年度には県内(陸前高田市)で「全国植樹祭」が行われました。この開催理念「県民総参加による森林づくりと森林資源の循環利用を進め、健全で豊かな森林を次の世代へ引き継いでいくこと」を今回の矢巾町開催で引き継ぎ、町内児童生徒が苗木の育成などにも携わりました。
第14回いわての森林の感謝祭を10月12日、田園ホールと南昌自然公園などで行いました。林業関係者や地元小中高生など約300人が参加し、豊かな森林資源を次世代へつなげていくことを誓いました。
セレモニーでは町内4小学校の代表者により「みどりの誓い」が述べられたほか、参加者によりソメイヨシノ、アカマツ、イチョウ、ヤマツツジの苗木計264本を植樹しました。
(1)遠藤航(こう)さん(徳田小6年)…町の緑を大切にしていきたいという思いで取り組んだ。
(2)沼田稟乃(りの)さん(煙山小6年)…木が育ち、大人になったときに子どもに見せられたら。
(3)石川陽奈子(ひなこ)さん(不動小6年)…未来へ向けて、岩手の森林を引き継いでいきたい。
(4)千葉あかりさん(矢巾東小6年)…みんなと植樹した木が、これから大きく育ってくれたら。
今年8月、広島市で行われた「ひろしま子ども平和の集い」に参加した梅村さん、阿部さん。広島平和文化センターから提供された被爆樹木二世のイチョウの苗木を植樹しました。
梅村萌々華(ももか)さん(矢巾中)…このイチョウが、平和の大切さを伝えていく存在になれば。
阿部悠希乃(ゆきの)さん(矢巾中)…広島の人たちの思いが、この木を通してたくさんの人に広がってほしい。
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