■地域おこし協力隊通信
漆搔き体験
地域おこし協力隊隊員 丸本順
先日、県北地域の地域おこし協力隊交流会が二戸市で開催され、我々も参加してきました。協力隊OGの経験講話や漆掻き体験のメニューがあり、浄法寺漆の歴史や概要を学び、実際にユネスコ無形文化遺産に認定された漆搔きを体験し伝統文化を感じてきました。「漆はかぶれる」と言われ恐る恐る体験しましたが全然大丈夫でした。とても貴重な体験ができたと同時に、軽米の伝統をPRしていきたいなと思いました。
■姉妹町だより
杉上佐智枝(さちえ)さんが読み聞かせ会
10月11日、元日本テレビアナウンサーで絵本専門士の「杉上佐さちえ智枝さんのおはなし会」が図書館で開催され、約50人の親子などが参加しました。この日は、4冊の絵本の読み聞かせを行い、アナウンサーならではの発声で子どもたちを絵本の世界に引き込みました。杉上さんは、「季節や場所などに合わせた絵本の選書がとても重要。主役の絵本や子どもたちをどう引き立たせるかを常に考えている」と話しました。
▽北海道音更町(おとふけちょう)
十勝平野のほぼ中央に位置し、人口約43,000人。自然豊かでじゃがいもや玉ねぎなどが特産。当町とは、1985年10月31日から姉妹提携し、小学生の宿泊研修やイベントなどで相互交流を行っている。応援大使は、同町出身で日本テレビアナウンサーの滝菜月さん。
■軽高だより
釜石市「いのちをつなぐ未来館」にて防災・減災を学ぶ
▽被災地から学ぶ
復興・防災教育の一環として釜石市鵜住居にある「いのちをつなぐ未来館」に赴き、避難路追体験や発災当時の状況を学ぶとともに、三陸鉄道震災学習列車に乗車し鵜住居駅から宮古駅間の沿岸被災地の様子について語り部ガイドの方から説明・講話をいただきました。
悪天候で避難路追体験はバスでの体験となりました。当時避難した方から緊迫した状況や個々に考えて行動したことなどをお話いただき津波の恐怖や災害に対する備えが大切であることを学びました。震災学習列車では、湾口防波堤や地形の特性による被害の大小についてや、津波被害と火災被害の関係性、小・中・高校生の防災教育に対する意識と継続する大切さを学びました。
▽命を守る教育を
沿岸に限らず自然災害は、いつ、どこで、誰が、遭遇するかわかりません。また、過信と思い込みが命取りになるケースがあります。正しい判断には知識と経験が必要です。
軽米町では河川の氾濫や土砂災害などが想定されます。軽米高校では様々な視点から自らの命を守る教育活動を行っています。有事の際に率先して行動できる生徒を育てていきます。
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