■軽米町文化協会からのお知らせ
軽米町民劇「一月のほたる」
軽米町文化協会は、昭和29年からはじまり、今年で創立70周年を迎えます。文化協会の創立70周年とかるまい文化交流センターの開館を記念して軽米町民劇を開催します。文化協会の各団体が持つ技術や経験を活かし、一致団結して作り上げます。演目は「八戸藩稗三合一揆『一月のほたる』」です。
この作品は、20年前に旧軽米中央公民館で公演した演目で、かるまい文化交流センターの新しいステージに合わせてアレンジし、再演します。ぜひご来場ください。
日時:12月8日(日)12:30会場、13:00開演
会場:かるまい文化交流センター 多目的ホール
入場料:500円(全席指定)
※かるまい文化交流センターで販売中です
・二次元コードからチケットの購入予約が可能です。座席の指定はできませんので、座席を選びたい人は直接かるまい文化交流センターで購入してください。
・未就学児の鑑賞は無料ですが、チケットが必要です。
▽公開総練習を見に来ませんか?
公演前日の12月7日に公開総練習を行います。無料ですが、入場券整理券が必要です。
鑑賞を希望する人は、かるまい文化交流センターで入場整理券をお求めください。
日時:12月7日(土)13:00~
■みんなの国民年金
11月は「ねんきん月間」、11月30日は「年金の日」です!
日本年金機構は、国民の皆さんに公的年金制度を身近に感じてもらい、公的年金制度に対する理解を深めるための普及・啓発活動に取り組んでいます。
また、11月30日(いいみらい)は、ご自身の年金記録や年金受給見込額を確認し、将来の生活設計を考えてもらう「年金の日」です。この機会に「年金定期便」や「ねんきんネット」で年金記録の確認や年金見込額を試算して、将来の生活設計を考えてみませんか?
「ねんきんネット」は、パソコンやスマートフォンから、いつでもどこでもご自身の年金記録を基に将来の年金見込額を試算することができるほか、「未納期間を確認したい」「年金振込通知書などの通知を確認したい」など年金加入者の方々にも役立つサービスです。
先月の記事でもご紹介した社会保険料控除証明書についても、マイナポータルとねんきんネットの連携手続きがお済みの人は電子送付での希望登録を行うと電子データで受取り、e-Taxによる確定申告で利用できるようになります。ぜひ、ご利用ください。
問い合わせ:
二戸年金事務所【電話】23-4111
町民生活課【電話】46-4734
■子育てメモ
あかちゃんの遊び(0~3か月)
健康福祉課健康づくり担当 助産師 山本マキ子
生まれてから1年間の乳児期の遊びは、成長と神経の発達に大きな影響を与えます。神経を発達させるには、五感を使って遊んだり運動したりすることが大切です。
生後1か月は、1日17時間ほど眠って過ごし、視力は抱っこの距離で顔がぼんやり見える程度。唇の動きを見ながらお腹の中で聞いた声を思い出しています。たくさん抱っこをして話しかけましょう。
2か月になると声を聞き分け、動くものを目で追うようになります。また、手を開いたり足けりをしたりします。はっきりした色や音の出るおもちゃで遊んだり、指を握らせるのも良いでしょう。うつ伏せ遊びにも挑戦してみてください。苦手なときはお腹の上に乗せたり腕や太ももを使ってうつ伏せの姿勢から始めましょう。
3か月頃には、見えるものに手を伸ばしたり声のする方向を見るなどの動作ができるようになります。もっと見たい、もっと触りたいという欲求から自発的な動きへと繋がっていきます。手足が触れる場所に手作りのおもちゃを吊るしてみるのも良いでしょう。
■鳥獣被害防止対策
(3)電気柵の最重要ポイントは柵腺の高さ!
農研機構 畜産研究部門 動物行動管理研究領域 堂山宗一郎
被害対策として電気柵を設置している人も多いのではないでしょうか。電気柵は高い侵入防止効果があります。しかし、「適切に」設置しなければ効果がなくなってしまいます。今回は電気柵の最重要ポイントである電気柵の線(柵線)の高さや間隔について紹介します。
電気柵は、柵線に触れた動物の体に電気が流れ、発生した電気ショックによって痛みや衝撃が伝わることで侵入防止効果を発揮します。しかし、体毛の上からでは電気が通りにくく、ショックも弱くなってしまいます。強い電気ショックを与えるためには、毛の生えていない鼻先で柵線に触れてもらわなければなりません。鼻先で触ってくれるのかと不安になるかもしれません。これは幸い、イノシシやシカは、見慣れないものや怪しいものに対して鼻先で触ってチェックするという行動の特性があり、細い柵線でも鼻先で触ってくれます。
ただし、柵線の高さや間隔を間違うと途端に鼻先で触らなくなるため、特段の注意を払って設置してください。イノシシに対応した2段の電気柵の場合、柵線を地面から20cmと40cmの高さ(20cm間隔)にしてください。この高さはイノシシが鼻先で触りやすいことが、科学的な検証により分かっています。柵を高くしたいため、30cm間隔にする方もいます。しかし、間隔が10cm広くなるだけでイノシシの行動は大きく変わり、鼻先で触らずに侵入します。高さが心配な場合は、20cm間隔の3段張り(20・40・60cm)をお勧めします。
※このコーナーは全12回のシリーズで掲載します
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