軽米町自慢のおいしいものが大集合する「食フェスタinかるまい2024」が10月20日、かるまい文化交流センター特設会場で開催され、町内外から延べ4500人が来場しました。会場には、町内企業や姉妹町の北海道音更町など19団体が出店し、商品の販売やおふるまいなどを行いました。この日は気温が低かったため、地域おこし協力隊の軽米美肌鍋やJA新いわて女性部のかけそばなどで体を温める人が多く、音更町の熱々のじゃがバターも大人気でした。また、町ふるさと大使の神久保翔也(しょうや)さんも会場に駆けつけ、さるなし大福作りにチャレンジ。講師の笹山ひとみさんに教わりながら手際よくあんを皮で包んでいました。来場者と交流する場面もあり楽しみながら体験しました。
■芸術の秋
▽日頃の育成管理技術の成果を披露
軽米町畜産共進会が9月28日に軽米家畜市場で開催され、黒毛和種32頭と馬10頭が出品されました。各部門ごとに生育状況や体のバランスなどの審査が行われ、若雌牛の部は菅波敏(さとし)さん(上舘)の「らん号」、繁殖雌牛の部は日山隆之(たかゆき)さん(車門)の「なおみ号」、馬の部は細谷地松男(まつお)さん(高柳)の「初夏(しょか)号」がそれぞれ名誉賞に選ばれました。
■実りの秋
▽小軽米小5年生 手作業で稲刈り体験
小軽米小学校の5年生9人が10月4日、稲刈りを体験しました。5月に田植えを行い成長を観察し、黄金色に垂れ下がった稲穂を鎌で丁寧に刈り取りました。初めて体験する児童も多く、鎌の使い方などを教えてもらいながら作業に取り組みました。向屋敷咲七(さきな)さんは「教えてもらったことを思い出しながら、来年は家の稲刈りを手伝いたい」と満足そうな表情で話しました。
▽晴山保育園 重たいお芋がたくさん
晴山保育園で10月18日、さつまいも掘りが行われました。長く伸びたさつまいものつるを力いっぱい引っ張り収穫。中には勢い余って尻もちをついてしまう園児もいました。土の中から大きなさつまいもが次々と現れると歓声が上がりました。園児たちは「お芋が大きくて重たい」と笑顔で収穫を楽しみました。収穫したさつまいもは、22日の祖父母参観に焼き芋にしていただきました。
▽軽米小5年生 育てたえごまを収穫
軽米小学校の5年生29人が10月25日、えごまの収穫体験を行いました。講師の大村税(みつぎ)さん(下円子下組)と中里多喜男(たきお)さん(大沢)が刈払機で刈ったえごまを、束にしてわらで結わえる作業を行いました。乾燥させるため束にしたえごまで島を作りました。野田鈴鳴(すずな)さんは「わらで結わえるのが難しかった。えごま油を絞るまでの過程をしっかり学びたい」と話しました。
■スポーツの秋
▽小軽米小学校 町駅伝大会でアベック優勝
第14回軽米町小学校駅伝競争大会が10月9日にハートフル・スポーツランドで開催され、町内の小学校3校から111人が出場しました。男女共に小軽米小学校Aチームが優勝し、女子は9大会ぶり2回目、男子は2連覇となりました。結果は次のとおりです。
▽健脚を競う ロードレース大会を開催
第42回軽米町ロードレース大会が10月6日に開催されました。今年は10キロの部に32人、5キロの部に28人が出場。秋晴れの中、町内外から集まったランナーが完走や上位入賞を目指し町内を駆け抜けました。沿道からは応援の声や拍手が送られました。
レース後には、町特産品が当たる抽選会が行われ、番号が呼ばれた参加者は疲れを感じさせない笑顔で賞品を受け取っていました。また、温かい豚汁もふるまわれ、参加者は疲れた体を癒していました。
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