■ビーチボール協会
工藤節子
KUDOU SETSUKO
令和6年4月、軽米町体育協会に新たにビーチボール協会が加わった。工藤節子さんが会長を務め、6月16日には「芝桜カップ軽米ビーチボール交流会」を開催し、町内外から10チームの参加があり盛り上がりを見せた。
工藤さんは中学生のころからバレーボールを始め、中学校、高校と練習に打ち込み、実業団でもプレーした。その後、結婚を機に軽米に移住。町バレーボール協会に誘われ練習に参加するようになった。当時、町内の大会には多くのチームが参加していたが、徐々にチーム数が減っていき大会を続けることが困難になっていた。そんな時、スポーツ推進委員の研修会でビーチボールを教わり、一緒にバレーボールをやっていた仲間とチャレンジし始めた。
ビーチボールの魅力は、なんと言っても幅広い年代の人たちが気軽に始められること。使用するボールはビニール製で柔らかく、当たっても痛くない。ボールが軽い分、落ちるスピードも遅いためレシーブがしやすく初級者でも楽しめるのが特徴。軽米中体育館で行っている練習には高校生や夫婦など、多い日は20人を超えることもある。子どもを連れて来る人もいて、体育館を走り回ったり、高校生と遊んだり和やかな雰囲気で活動している。
「協会の立ち上げにみんなが動いてくれた。いい仲間に巡り会えてよかった」と工藤さんは喜ぶ。親子や職場の仲間などいろいろな人とチームを作って参加できる大会を目標にビーチボールの普及に尽力する。
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