■メディアとの付き合い方
メディアとは、テレビやDVD、スマホ、タブレット、パソコン、テレビ・携帯用ゲームなどのことを指します。
近年、メディアが普及し、教育現場でも使用されるようになってきていますが、家庭での長時間のメディア視聴が問題視されています。
今一度メディアとの付き合い方について考えてみましょう。
◆子どもに与える影響
メディアの長時間視聴は、言葉の発達やコミュニケーション能力の遅れ、睡眠への影響、視力の異常、依存などの症状を引き起こすと言われています。特に2歳までの子どもは、メディアによる悪影響が大きいため、できるだけ控えましょう。
◆メディアをやめる・減らす方法
乳幼児期には、できるだけメディアに触れない環境をつくることをおすすめします。代わりに、身体を使った遊びや制作活動などをしましょう。また、「人と関わる楽しみ」の時間を増やすことが最も重要です。メディアを無くした生活を3日間続けると子どもはメディア自体を求めることが少なくなると言われています。家族で取り組むことと、最初の3日間が大事なポイントです。
学童期以降は、「テレビは1日2時間まで・ゲームは1時間まで・宿題が終わったらやる」などルールを決めて使用しましょう。(メディアに触れる時間のトータルは2時間未満と推奨されています。)また、保護者はスマホやインターネット接続機器に対して、危険なサイトにアクセスできないように制限をかけてから使用させましょう。
◆大人も注意!
普段自分がメディアを1日にどれくらい利用しているか確認してみましょう。大人には、メディア使用によるコミュニケーションの衰退やメディア依存により、子どもに与える影響と同様の影響があると共に、孤立する要因を生み出し、引きこもりなどの状態を引き起こします。また、メディア依存は、アルコール依存と同じ脳の状態であることが分かっています。
これを機に、メディアとの付き合い方について、考えてみてはいかがでしょうか。
問合せ:市役所保健課保健係
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