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陸前高田 グローバルキャンパス通信 Vol.32

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岩手県陸前高田市

―岩手大学・立教大学共同運営 交流活動拠点―

令和6年2月22日(木)~24日(土)、立教大学2023年度春季陸前高田交流ツアーを実施しました。

■陸前高田交流ツアー
立教大学では、東日本大震災や復興について、現地での体験を通じて学ぶことを目的とした「陸前高田交流ツアー」を実施しています。
毎回、定員を上回る応募があり、3回目を迎えた今回は陸前高田市を初めて訪問する18人の学生が参加し、2泊3日で様々な場所を訪問しました。陸前高田ファンの裾野を拡げることも目的としています。

■[1日目]初めての陸前高田訪問
1日目は、奇跡の一本松ホールで、今泉地区コミュニティ推進協議会会長の菊池満夫(きくちみつお)さんに、陸前高田市に関する情報や震災当時のお話を伺いました。
その後、「高田民泊」を利用し、学生達は陸前高田市内の各ご家庭で一晩過ごしました。初めて訪問する学生ばかりでしたが、地元の方々との楽しい交流のおかげで緊張がほぐれたようでした。

■[2日目]震災・復興について学ぶ
2日目は、午前に高田松原津波復興祈念公園パークガイドに参加し、午後は語り部の米沢祐一(よねざわゆういち)さんに、震災当時の体験談を伺いました。震災当時と同様に気温がとても低かったため、リアルな追体験になりました。
その後、陸前高田グローバルキャンパスで、避難所生活について学習し、3・11仮設住宅体験館に宿泊しました。当時の生活を実際に体験することで、多くの学びを得ることができました。

■[3日目]鮮魚シタボでの交流
3日目は、大船渡市の碁石海岸近くで魚屋「鮮魚シタボ」を営む村上(むらかみ)さん夫妻を訪問し、地元の海鮮料理をいただきながら震災当時のお話を伺いました。自分たちで盛り付けた海鮮丼を食べたり、バーベキューをしたりしながら、ご夫妻との交流を楽しみました。

■3日間の体験を通じて
参加した学生からは、「陸前高田で暮らす方々との交流を通して、実際に訪問しなければ聞けなかったお話、見られなかったもの、経験できなかったことをたくさん体験することができた」、「想像以上に学びになった。参加してよかった」という感想が聞けました。
短い時間でしたが、地元の方々との交流や様々な体験を通じて、学生たちは震災や復興について多くのことを学び、これからどのように日々過ごしていくべきか、考えるきっかけを得ることができました。

問い合わせ先:陸前高田グローバルキャンパス事務室
【電話】0192-47-3901

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