■熱中症を予防しよう!
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。
屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも熱中症にかかる危険性があります。
◆高齢者や子どもは要注意!
高齢者や子どもは体温調節機能の衰えや未熟さによって体内に熱がこもりやすいうえ、暑さを自覚しにくいこともあるため注意が必要です。
家族や身の回りの人同士で、声をかけあい、予防行動をとりましょう。
◆熱中症警戒アラートをチェック!
「熱中症警戒アラート」が発表されたときは、熱中症の危険性が極めて高くなります。
外出はできるだけ控えて、涼しい環境で過ごしましょう。
◆予防のポイント
(1)室内を涼しくする
日中だけでなく、夜間の暑さは我慢せず、扇風機やエアコンを使用しましょう。
暑さを感じていなくても、室温をチェックし、室温は28度、湿度は40~60%を目安に調整しましょう。
(2)冷却グッズを利用する
保冷剤・氷・冷たいタオルなどを活用しましょう。
首元など、太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと、効率よく体を冷やすことができます。
(3)こまめに水分・塩分補給!
人間の体は何もしなくても1日に約1・2リットルもの水分が失われています。
屋内、屋外に関わらず、喉が渇く前にこまめに水分を補給し、汗をかいたら塩分やカリウムも補給しましょう。
(4)しっかりと朝食を食べる
しっかりと朝食を食べることで、日中活動に必要なエネルギーだけでなく、熱中症予防となる水分や塩分、カリウムが補給できます。
カリウムは野菜や果物に多く含まれています。主食・主菜・副菜をバランス良く食べましょう。
問い合わせ先:市役所保健課保健係
【電話】(内線231)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>