■誰もが自分らしく暮らせるまちをめざして~人権感覚をアップデートしよう~
市では、毎年、さまざまな人権問題をテーマに講師を招き、年4回シリーズで人権・同和教育基礎講座を開催しています。
誰もが自分らしく暮らせるまちをめざして、一緒に人権について学んでみませんか?
◇さまざまな人権を取り巻く現状
社会の複雑化、価値観の多様化、情報化にともない、さまざまな分野において人権意識を高めていくことが求められるようになり、時には新たな人権問題も生じる時代となっています。
いじめや虐待等の子どもの人権問題や、障がいのある人や外国人、部落差別(同和問題)やハンセン病問題などの人権問題も依然として存在しています。
近年では、多様な性に関する人権やインターネットによる人権侵害、震災等の災害に起因する人権などの問題がクローズアップされています。
・性的マイノリティを理由とする、偏見や不当な差別、いじめなどの問題が起こっています。誰もが自分の性のあり方を尊重され、自分らしく生きることができるように、多様な性のあり方への理解を深め、偏見や差別を解消し、共生社会を実現することが必要です。
・インターネットの普及によってコミュニケーションの輪が広がり、便利になる一方で、他人を誹謗中傷したり、個人の名誉やプライバシーを侵害したり、あるいは偏見や差別を助長するような情報を発信したりするといった悪質な事案が急増しています。インターネットの特性を踏まえたうえで、インターネットを利用する際のルールやマナーに関する正しい知識と理解を深めていくことが必要です。
・大規模な豪雨や台風などの自然災害が多発する中、避難時や避難所において、高齢者、障がいのある人、乳幼児、妊産婦、外国人などへの人権に関する配慮が求められています。
他にも、さまざまな人権課題があります。
このような課題の解決に向けて、市や地域が行う研修や講座に参加して、人権感覚をアップデートしていきましょう!
■LGBT等専門電話相談「島根にじいろダイヤル」が開設されました
性別の違和や同性愛などの悩みや困りごとのある方、ご家族、ご友人、教職員、職場の上司、相談機関の支援者など、どなたでも匿名で相談できます。
詳しくは、県のホームページ(本紙の二次元コード)をご覧ください。
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