◆運動から延ばす
寒い季節がやってきました。外出自粛やテレワークの推進等で運動量が減少しがちな現在、冬はさらに外出したり体を動かしたりがおっくうになりますよね。
しかし、運動不足は、体力や筋力を低下させたり、生活習慣病の発症や症状の悪化を引き起こしたり、心の健康にも良くない影響を与えます。
では、健康的な生活を送るためにどれくらい運動したらいいのでしょうか。
▽メッツを意識で効果UP
運動量の目安には「METs(メッツ)」という指数がよく使われます。メッツとは、生活する中で行っているさまざまな動きの強さを示したものです。
座って安静にしているときを1メッツとして、散歩は3メッツ、自転車に乗った移動は4メッツといった数値がつけられており、健康を保つための目安は「3メッツ以上の動作を1週間で23メッツ・時」とされています。
メッツの一覧は厚生労働省ホームページ(本紙二次元コード)から確認できます。色々な活動を組み合わせ、適度な運動を継続してみませんか。
参考:厚生労働省ホームページ
▽1週間で23メッツ・時が確保できる運動例
【月曜日~金曜日】
片道8kmを30分かけて自転車(4メッツ)で通勤(4メッツ×0.5時間×2回×5日)…20メッツ・時
【土曜日または日曜日】
30分間ゆっくりとジョギング(6メッツ)(6メッツ×0.5時間)…3メッツ・時
合計 23メッツ・時
◆まずは簡単な運動で筋力維持・向上を
少しであっても、体を動かしてみることが大切です。今までしていなかった運動を急に始めるのはハードルが高いという人、そんなにたくさん動けないという人も、少しずつできる運動をしてみましょう。
ちょっと体を動かしてみようかな、と思ったときにおすすめなのが「どじょうすくい体操」です。
この体操は、タオルがあれば自宅でできるお手軽な体操です。どじょうすくい踊りを模したコミカルな動きで、子どもから大人まで楽しめます。
体操の動画は、安来節保存会がユーチューブに投稿しています。本紙二次元コードからご覧ください。
ほかにも、ウォーキング大会やこけないからだ体操など、運動の機会は沢山あります。年齢や体の状態に応じて、できることからしてみましょう。
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