今が旬!宍道湖産『土用シジミ』
「松江の食材」と言えば「シジミ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。本市で古くから親しまれている「シジミ」。宍道湖のシジミの漁獲量は日本一を誇り、また、本市は、一世帯当たりのシジミ購入数量で日本一となるなど、全国で最もシジミに馴染みのある地域と言えます。そんな松江の食材のシンボルとも言えるシジミにも実は「旬」があります。今回は、今まさに「旬」を迎えるシジミについて紹介します。
日本には3種類のシジミが生息していますが、宍道湖産のシジミは、汽水性の「ヤマトシジミ」という品種で、粒が大きく味が良いと言われています。通年食べられているシジミですが、産卵期を迎える6月から7月頃の「土用シジミ」、冬季に栄養を蓄える「寒シジミ」は旬ものとされ、特に土用シジミは、旨味が増し、身も大きくなり、ぷりぷりした食感となることから、さまざまな料理でその味覚が楽しめます。また、「土用」というと、「土用の丑の日」のウナギが広く知られており、夏バテ予防や疲労回復に効くとされていますが、シジミにもウナギと同様に暑い夏を乗り切るための栄養が豊富に含まれています。亜鉛やビタミンB12、鉄分、オルニチンなどが豊富で、疲労回復やアルコールの分解だけではなく、健康や美容にも効果があると言われており、暑さから食欲が減退しやすく、食生活が乱れがちになるこの時季にピッタリな食材です。例年この時季には、漁獲量が増え、店頭に並ぶ機会も増えますので、見かけた際はぜひ手に取っていただき、松江の旬もの「土用シジミ」を堪能してみてはいかがでしょうか。
■新鮮なシジミの見分け方は?
真ん丸で艶のあるものがオススメです。
■おすすめポイント01 夏バテ予防に効果的
出汁はもちろん、身も栄養たっぷり。
■おすすめポイント02 洋食との相性も◎
シジミチャウダーとシジミのパスタ。宍道湖漁業協同組合のホームページでは、シジミのさまざまなレシピを公開しています。
本紙写真提供:宍道湖漁業協同組合
問い合わせ:
この記事に関する問い合わせ…水産振興課【電話】55-5636
シジミの販売に関する問い合わせ…宍道湖漁業協同組合【電話】21-3391
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