■赤ちゃん登校日の「ねらい」
全4回の日程で行われる赤ちゃん登校日の授業。それぞれの日程で児童に学び感じてほしい「ねらい」があります。
▽事前学習
基本的なマナーや、赤ちゃんや赤ちゃんの親、そして他者との人間関係をゼロから構築していくときに必要な「コミュニケーション」について考える。
▽かかわり体験1回目
赤ちゃんの成長やいのちの尊さを心と肌で実感しながらコミュニケーション(お互いの考えや気持ちを理解しあうこと)を学び、パートナーの愛情に気付く一助とする。
▽かかわり体験2回目
赤ちゃんの成長やいのちの尊さを心と肌で実感しながら、「伝える」ことの大切さ、難しさを学び、相手を思いやる気持ちを持つ。
▽かかわり体験3回目
赤ちゃんの成長やいのちの尊さをを心と肌で実感し、これまで学んだことをもとに自分の課題を立てて最後のかかわりに挑戦する。
「愛され」「大切にされている」自分を実感し、親や支えてもらった人に感謝の気持ちを持つ。
■参加者の感想
▽津宮小学校5年生
・絵本を読んだら笑顔になってくれて嬉しかったです。
・最初はハイハイできなかった赤ちゃんが次に会ったらできるようになっていた!
・コミュニケーションがとれるか不安だったけど、赤ちゃんは全て受け止めてくれました。
・大切なことを教えてくれた赤ちゃん、親御さん、先生、スタッフの皆さんに感謝します。
▽赤ちゃん親子
・子どもが無事に生まれ、大きく育ってくれたのは当たり前ではないと改めて感じました。
・子どもの動きや機嫌をみながら声かけを変えるなど工夫してくれて、ほっこりした気持ちになりました。
・子どもの名前を呼んでくれて、再会を喜んでくれて、大切に思ってくれて嬉しかったです。
■江津市が行う子育て支援を紹介します
本市では、市民の皆さんが子育てしやすい環境をつくるため、さまざまな支援を行っています。子育てに役立ててもらいたい支援の一部をご紹介します。
▽産前・産後のケア
産前教室として、お産の経過などのお話や、沐浴体験、赤ちゃんのお世話体験を行っています。同じ時期に出産されるパパ・ママ同士の仲間作りの場にもなります。
また、産後の体調や赤ちゃんのお世話、授乳について不安がある場合、産後の疲れを感じている場合に利用できる江津市産後ケア事業も行っています。
▽ごうつベイビーボックス
「江津市の宝物」であるお子さんが、このまちで心豊かにすくすくと育っていけるよう、お祝いのギフトをお贈りします。この取り組みは今年度からスタートしたもので、令和5年4月以降に生まれた1歳未満のお子さんを対象としています。
事業の詳細やギフトの内容などは、広報かわらばん11月号やホームページで紹介しています。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
▽子ども医療制度
18歳の学年末までのお子さんが医療機関にかかった場合、医療費の本人負担分を助成する制度です。対象は江津市内に住所があり、各種医療保険の被保険者・被扶養者です。
制度を利用するには、市保険年金課または桜江支所で手続きが必要です。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
▽困ったときの相談窓口
子育てに関して悩んだり困ったりしたら、相談窓口をご利用ください。秘密は厳守します。
・子育て支援課子育て支援係
【電話】0855-52-7487
・子育てサポートセンター
【電話】0855-52-0569
・島根県子ども医療電話相談
【電話】 #8000
・24時間ごうつ健康ダイヤル
【電話】0120-502-564
▽さまざまな子育て支援を行っています
妊娠期から子育て期に渡るまで、切れ目ない支援が実施できるよう、済生会江津総合病院産婦人科との連絡会により課題を共有し、妊産婦を支える体制ができるよう連携を図っています。また、「こんにちは赤ちゃん事業」などの訪問事業、多様な相談に対応するため専門的な立場から保健師などが相談支援を実施する「利用者支援事業」など、さまざまな支援を行っています。
子育てでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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