■はじめての絵の具づくり
6月11日、渡津小学校、川波小学校で5年生と6年生を対象に絵画教室が行われました。講師には益田市出身で第108回院展「神楽の貌」で奨励賞を受賞した画家の川崎麻央氏をお招きしました。
児童たちは川崎さんの話を聞いた後、絵の具づくりを体験しました。材料の配合に苦労しながらも、様々な色を作り工夫したり、川崎さんからアドバイスをもらったりして絵を完成させました。あまり身近にない日本画の世界をよく知ることができました。
■田植えばやしにぎやかに
6月16日、跡市町の伝統行事・花田植えが旧跡市小学校裏の水田で行われました。跡市田植えばやし保存会会員が奏でるにぎやかな田植えばやしに合わせて、かすりの着物の早乙女たちが苗を植えました。
地域住民や保育園児・小学生の親子ら30人が参加。広さ約110平方メートルの水田に横一列で並び、泥だらけになりながらゆっくり丁寧に苗を植えました。参加した小学生の横田栞歩さんは「田んぼに足を入れるのが気持ちよかった。来年もやってみたい」と笑顔で話しました。
■ロシア祭り 受け継がれる思い
6月16日、「ロシア祭り」が和木地域コミュニティ交流センターで開催されました。日露戦争時に江津市沖で沈んだイルティッシュ号の乗組員を和木の住民が救助した史実を継承。
9歳の時に沈没した船を目撃した女性が1981年にひ孫に証言したという音声テープを披露。また、高角小5年生児童29人が、救助の様子を群読と合唱で発表しました。群読に参加した児童は「先人の思いを引き継いでいきたい。助けを求めている人がいたら、自分も同じようにしたい。」と力強く話しました。
■多様な生き方を学ぶ
7月3日、生徒が地域のみなさんといろいろなテーマで話し合う「ミニトークフェス」が江津高校で行われました。大学生から70代まで、地域にゆかりのある25人と1年生が参加しました。出題されたテーマについて1対1で1分間話し合います。テーマは「好きなもの」などの一般的なテーマから「日頃の感謝」まで多彩なジャンルのテーマがありました。
参加者たちは、普段経験をしない貴重な機会を楽しみながら話しました。
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