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自治体の皆さまへ

健康andすくすく(1)

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島根県江津市

■第4次保健福祉総合計画始動!
「健康づくりの視点」にあたる健康増進計画、食育推進計画、自死対策総合計画について、広報紙かわらばん8月号から3回にわたって各計画で取り組む内容についてお伝えしています。2回目は「食育推進計画」です。

▼食育推進計画
基本理念…かしこい「食」でみんな元気 豊かなまち『ごうつ』

食を通じた人とのふれあいを大切にし、食をめぐる様々な問題について、ともに考え、ともに実践することができるまちづくりへと発展させていきます。

※「かしこい食」とは…
「からだをつくる食」「しぜんの恵みを大切にする食」「こころを豊かにする食」「いろ(地域色)を活かす食」の4つの食を表しています。

▼今後、力を入れて取り組むこと
〇朝食摂取率の向上
朝食は1日を元気に始めるための大切なエネルギー源です。
しかしながら、計画策定時のアンケートでは、朝食欠食の理由として「時間がない」「食欲がない」といった回答が多く、夜型の生活リズムが影響していることが推察されます。このことから「早寝・早起き・朝ごはん」の実践に向けた取り組みを行っていきます。
また同アンケートで15~24歳の時から「朝ごはんを食べる習慣がなくなった」と答えた人も多く、ライフスタイルが変化するタイミングを捉えた啓発も大切です。

▼江津市の食に関する健康実態
○前計画時と比べてよくなったところ
・食育に関心をもつ人の増加
特に20~39歳では前計画時と比べて約12%増加
・家庭での共食※の機会の増加
毎日家族と一緒に食事をするこどもの割合が増え、特に1歳6か月児で約7%増加
※共食とは…家族や友人、地域の人などみんなで一緒に食卓を囲んで食べること。

○ちょっと気になるところ
・朝食摂取率の低下
毎日朝ごはんを食べる人の割合は13歳以上で低下しており、特に20~39歳で、前計画時と比べて約12%減少
・野菜不足
13歳以上の全年代で、1日に野菜料理を小鉢5皿以上食べている人の割合は1割未満で、特に20~39歳では1%程度

〇野菜摂取量の増加
1日の野菜摂取目標量は350g以上(小鉢5皿分)といわれていますが、実際どれくらいの量かイメージができますか?
どの世代でも、野菜摂取の必要性は理解しているものの、実際の目標量がどれくらいなのか、自分が食べている量は足りているのか、あとどれくらい足らないのか把握はできていない状況です。まずは自身の野菜摂取量を知ってもらうための取り組みを行っていきます。また、野菜摂取量が足りない人が今より少しでも生活の中に野菜を取り入れられる環境整備も大切です。
野菜摂取量増加の取り組みの1つとして、毎月広報紙かわらばんに、野菜が摂れる簡単レシピを掲載しています。また、市公式YouTubeでは作り方の動画も配信中です。家庭でのメニューにお悩みの際はぜひ参考にしてみてください。
食育の実践・行動には、一人一人が自分にあった食育に楽しみながら参加し、できることから始めることが第一歩です。また、個人だけではなく、食育にかかわる関係機関や団体等との連携・協働も大切です。かしこい食でみんなが元気で豊かな町を目指して一緒に取り組んで行きましょう。
※「Youtube料理の作り方動画」「市ホームページ簡単レシピ」の二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:健康医療対策課健康増進係
【電話】0855-52-7935

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