◆小学校
◇外浜清掃活動
6月27日(木)小学5年生から中学3年生で外浜清掃を行いました。
この活動は、「隠岐ユネスコ世界ジオパークであるこの地に誇りを持ち、人(観光客、西ノ島の人)や、ふるさとのために一生懸命活動する」「班の仲間と声をかけ合い、集中して清掃活動に取り組む」をねらいとしており、本校の伝統的な活動の一つです。今年度はこれまでの反省をもとに、各自が目的をもってより主体的に活動できるよう事前に「ねらい」と「ごみを集めるときに気をつけること」について該当学年に表明し、清掃活動に取り組みました。
当日は初めに観光協会の方のお話を聞いてから、作業に移りました。日差しも弱く、心地よい風に吹かれながら、どの児童生徒も一生懸命にゴミを拾っていました。
観光協会の方は西ノ島中学校の出身者でもあり、「自分たちの頃から行っている活動が今も続いているんですね」と嬉しそうに話されていたのが印象的でした。子どもたちに、ふるさとの美しい海を守ろうと願う心が育まれたと思います。
◇マラソン教室
7月3日(水)に小学5・6年生と中学生を対象に西ノ島ハーフマラソンのゲストランナーである谷川真理さんとマネージャーである花満開さんをお招きしてマラソン教室が行われました。
谷川さんからは、マラソン競技との出会いや、自分から進んで物事に取り組む大切さ、谷川さんが取り組んでおられる環境保全活動のお話を伺いました。その後、ウオーミングアップの仕方や走る姿勢、走るときの視線(少しまえの路面を見る)、腕振り(肘を90度のまま引く)、足の出し方(みぞおちから足だと思い、骨盤から足を出す)、足の接地(3種類の使い分け)について実技講習を受け、谷川さんと一緒にジョギングをして、心地の良い汗を流しました。
最後にサプライズジャンケン大会で大盛り上がりのマラソン教室となりました。走ることが好きになる児童・生徒が増えることを期待するとともに、今日学んだことを島前陸上大会や駅伝大会に生かして欲しいと思います。
※児童・生徒の感想は本紙をご覧ください。
◇中学校校内弁論大会
7月17日(水)に校内弁論大会を行いました。各学年の代表計8名が出場し、学校での活動を通して感じたことや身の回りの出来事から思うことなどこれまでの生活を振り返って考えたことを自分らしい言葉で表現することができました。
校内弁論大会の結果、2年生の杉山莉菜さんと山根一夏さんが学校代表に決定しました。2人は9月5日(木)に隠岐島文化会館で開催される隠岐郡中学校弁論大会に出場します。
◇総合的な学習の時間
総合的な学習の時間を通して「ふるさと学習」を進めています。今回は、小学5年生と中学3年生の1学期の様子をお知らせします。
小学5年生は7月と1月に鳥取県江府町と交流を行います。7月に来島した江府町の5年生に西ノ島の魅力を伝えるため「あすか」「ドンキー」「船越大祭り」「由良比女神社」「大山遊泳場」の5つのグループで調べ学習を行いました。当日の発表を楽しみにしていた、子どもたちは、それぞれの班で、関係者にインタビューを行い、資料にまとめて発表しました。
中学3年生は「西ノ島の活性化」をテーマにプロジェクトを進めています。7月4日(木)には隠岐島前高校の3年生2名に「プロジェクトの進め方」を教えてもらいました。その後、グループに分かれて、自分の「好きなこと・興味があること」から西ノ島の活性化につながることはないかを話し合いました。2学期から本格的にプロジェクトを進めていきます。
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