おおなんの保健・福祉

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■誤嚥(ごえん)性肺炎をご存じですか?
誤嚥性肺炎は、細菌がだ液や飲食物と一緒に肺に流れ込んで起こる肺炎で、飲み込む機能の衰えから生じます。また、誤嚥性肺炎がきっかけで体力が低下し、介護が必要な生活になることもあります。

▽飲み込む機能が衰える原因
・のどの筋力の低下
のどの筋肉が衰えると、気管をふさぐフタ(喉こうとうがい頭蓋)が閉まりにくくなり、誤嚥が起こりやすくなります。
・だ液の減少
だ液には「食べものを飲み込みやすい形にまとめる」「口腔内の洗浄・抗菌・殺菌をする」働きがあります。高齢になるとだ液の分泌が減るため、これらの働きが低下します。食事前にお口の運動(下図参照)をして、だ液の分泌を促しましょう。

▽誤嚥性肺炎を防ぐ2つのポイント
(1)口腔ケアで細菌の増殖を防ぐ
毎食後の歯磨きや入れ歯の手入れ、舌の掃除を行い清潔なお口を保ちましょう。
(2)噛むための歯を守る
定期的な歯科受診でお口の状態や飲み込む機能を確認しましょう。
(3)飲み込む筋肉を守り誤嚥を防ぐ
「地域運動教室」でその方法をご紹介しています。気になる方はぜひ保健課までご連絡ください。

▽簡単!お口の運動
「舌まわし」～むせや噛みにくいの軽減。だ液分泌アップ!!～
(1)口を閉じて、舌を唇と歯の間に入れます。
(2)舌をゆっくりと左右に回します。
「ぶくぶく体操」～噛みにくい口の渇き、食べこぼしの改善～
(1)左を膨らます
(2)右を膨らます
(3)両方膨らます

問合せ：
保健課【電話】83-1123【IP】050-5207-5002
福祉課【電話】95-1115【IP】050-5207-3008
羽須美支所【電話】87-0221【IP】050-5207-6500