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自治体の皆さまへ

令和6年度中間行政報告(5)

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島根県邑南町

◆部活動の全国大会出場
8月20~22日にかけて、石川県であった「第55回全国中学校ソフトテニス大会」に、羽須美中学校の岡崎尊(たける)さん、松谷龍之介さん、杉本凪さん、谷樹いつきさん、岡崎泰河さん、栗原有煌(あきら)さん、服部元翔(げんと)さん、三上蒼甫(そうすけ)さんが出場されました。続いて、8月17~20日にかけて福井県であった「第51回全日本中学校陸上競技選手権大会」に、瑞穂中学校の石橋翔汰さんが男子100m、金子一いっさ冴さんが男子110mハードル、日野山結心(ゆこ)さんが女子100mハードルに出場されました。全国大会出場の経験が、新たな挑戦につながると期待しています。

■学びのまち推進課関係
まず、昨年8月24日に公民館の屋外体験活動事業で、遊具使用時に児童同士が接触し、翌日に児童が亡くなるという決して起こしてはならない事故が発生しました。
この事故を受けて「邑南町デイキャンプ事故検証委員会」が設置され、現地調査や聞き取り調査等で抽出された問題点や課題を踏まえ、再発防止策を検討し、今後取り組むべき事項として提言をいただきました。そこから導き出された再発防止の取組を反映した「自然体験活動安全管理マニュアル」を作成し、邑南町ホームページで7月に公開しました。併せて、事故を受けて中止としていた公民館の屋外体験活動について、安全を担保した上で再開しています。中止していた期間を、再発防止に向けた職員一人ひとりの意識改革に必要な期間と捉え、事業実施のために、計画段階から実施当日、事業終了後までの安全管理や危機管理の徹底について、必要な研修を行ってきました。
この間、町民の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思っております。今後も事故を風化させることなく「再発防止」に努め、事業を実施してまいります。

■各種スポーツ分野での活躍
8月下旬、山梨県で開催された「日本カヌースプリントジュニア選手権大会」で、口羽地区出身で羽須美中学校卒業、現在、島根県立島根中央高校3年生の藤倉萌さんが、女子カヤックシングル200mで見事優勝、500mでも5位入賞を果たされました。藤倉さんは、中学校までは水泳、高校進学後にカヌーを始め、今回の快挙を成し遂げられました。心からお祝いを申し上げるとともに、今後開催される国民スポーツ大会をはじめ、国内外の大会でのさらなるご活躍を期待しています。
8月1日から4日まで岡山県岡山市で開催された「第41回全日本小学生ソフトテニス選手権大会」に、はすみスポーツ少年団の栗原拓真さん、岡崎紗奈さん、日高寧音(ねね)さん、岡崎幸村さん、上口亜咲さん、末田晴空さんが島根県代表として出場されました。
9月21~22日まで、佐賀県で開催される「第78回国民スポーツ大会」グラウンド・ゴルフ競技に、石見地域の溝邊毅(つよし)さんが島根県代表として参加されます。溝邊さんのご活躍を期待しています。

■フィンランド交流事業
また、フィンランド共和国との交流事業として、10月22~27日(5泊6日)に、エスポー高校の生徒16名が邑南町を訪れます。ホームステイ先を拠点に、矢上高校や地域での交流を通じて文化の違いや考え方の違いなど、多様な考えを知ることにより共生社会の実現をめざします。
平和教育の一環として、6月17日から8月8日までの約8週間、町内12公民館で広島市平和記念資料館からパネルをお借りし、平和パネルの巡回展示を実施しました。
また、9月下旬には「歩こう広島まで」の開催を予定しています。例年8月上旬の開催でしたが、この時期の気温を考慮し、時期をずらしての開催となっています。歩行距離やルートも参加者の安全を最優先に考慮し、変更しています。開催に先立ち、9月中旬に平和の尊さについて学ぶ平和学習会を開催し、町民の方に参加を呼び掛けるとともに、参加者には事前学習会としています。
最後に、瑞穂ハンザケ自然館の新館長に7月1日付で、桑原一司(かずし)さんが就任されました。桑原館長は、広島市立安佐動物公園の元副園長で、長年オオサンショウウオをはじめとする動植物の研究のほか、町内でもこれまで動植物に関する観察会や講演会を数多く実施されています。瑞穂ハンザケ自然館の実施する自然環境教育をより一層深めていくよう取り組みます。

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