■屋根工事の点検商法のトラブルが増えています
―典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!―
全国の消費生活センターなどに寄せられる「屋根工事の点検商法」に関する相談が増加しています。点検商法とは「近所で行う工事のあいさつに来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているため点検してあげる」と言って点検した後、「このままだと瓦が飛んで近所に迷惑がかかる」などと不安をあおって工事の契約をする手口です。
◯相談事例
・[事例1]「屋根瓦がずれているのが見えた」と来訪した業者との契約をクーリング・オフしたい。
・[事例2]実家の父がずれた瓦の写真を見せられ修理工事の契約をしたがキャンセルできるか。
・[事例3]屋根や外壁、床下などの修繕を次々と勧誘され契約した。
・[事例4]「近所で工事している」と言うので点検を依頼したが、近所の工事はうそだった。
・[事例5]ドローンで撮影したという写真を見せられ契約したが解約したい。
◯相談事例からみる勧誘トーク
・訪問・点検のきっかけとなるトーク
・消費者の不安をあおるトーク
・消費者の負担が軽くなると思わせるトーク
・次々に違う工事やサービスを勧誘するトーク
◯消費者へのアドバイス
・突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。
・屋根工事はすぐに契約せず、十分に検討したうえで契約しましょう。
・保険金を利用できるというトークには気を付けましょう。
・クーリング・オフなどができる場合もあります。
・少しでも疑問や不安を感じた場合や、トラブルにあった場合は、一人で悩まずに、すぐに雲南市消費生活センターなど(消費者ホットラインは局番なしの【電話】188)に相談してください。
相談・問い合わせ・出前講座依頼先:くらしの消費生活窓口
【電話】0854-40-1123
【FAX】0854-40-1039
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