雲南市はすべての小・中学校において、地域のひと・もの・ことを活用し、魅力ある教育活動を展開しています。
しかし、大集団での学習や生活になじめなかったり、不安に思ったりする子どもや保護者の中には、教職員の目が届きやすい小規模校で教育を受けたいという思いを持っている方もいます。
また、子どもたちが生まれ育った地域で、慣れ親しんだ人たちの温かい支援と視線の中で学ぶことの教育的意義は大変大きなものがあり、その拠点である学校存続の一助とすべく小規模特認校(以下、特認校)制度※を導入することとしました。
※小規模の小・中学校を希望する児童・生徒が特認校以外の区域から入(転)学できる制度
■小規模特認校制度のねらい
・小規模校で教育を受けたいという児童・生徒や保護者の思い、願いに応え、学校を選択できる幅を広げます。
・小規模校の特長を生かした教育の充実を図り、地域にとってなくてはならない学校の存続への一助とします。
■小規模特認校対象校
◯基準
※児童生徒数の変動により毎年見直しを行います。
小学校:現在複式学級がある、または、5年以内に複式学級となる可能性のある学校
中学校:各学年単式の学校
[小学校]阿用小、海潮小、西日登小、鍋山小、吉田小、田井小
[中学校]吉田中、掛合中
■入(転)学の要件
(1)雲南市内および雲南市外在住のお子さんで、特認校以外の小・中学校に就学している、または就学予定であること。
(2)原則、年度当初の入(転)学とすること。
(3)1年間以上は通学する意思があること。
(4)複式学級の学校への転入は、原則奇数学年となること。
(5)通学は、保護者が直接送迎する、または、路線バスを利用すること。
※要保護または準要保護家庭については、通学にかかる交通費を市が補助します。
(6)特認校制度を利用する児童の中学校への入学については、原則保護者の住所に属する通学区域の学校へ進学すること。ただし、希望する場合は特認校校区の中学校、または中学校特認校への進学を認める。
(7)保護者は、特認校における学校行事、PTA活動などに協力すること。
■募集定員
各学校若干名
※学校の状況によって入(転)学の人数は変動します。
※希望者多数の場合は教育委員会で選考する場合があります。
■スケジュール
※特認校制度について、随時、保護者や地域の皆さんに説明する機会を設けます。
問い合わせ:学校教育課
【電話】0854-40-1072
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