■9月は「世界アルツハイマー月間」
平成6年9月21日、スコットランドのエディンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催され「世界アルツハイマーデー」を制定しました。認知症に対する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらす事を目的に、この日を中心に認知症の啓発を実施しています。そして9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、さまざまな取り組みを行っています。雲南市役所ロビーでは9月13日から啓発展示を行います。ぜひお越しください。
■高齢者等見守りSOSネットワーク
今年1月には「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。市では、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境の中で暮らし続けるために、さまざまな取り組みを行っています。
「高齢者等見守りSOSネットワーク」は、認知症高齢者などが行方不明になった際、その早期発見・保護を目的に、高齢者の特徴等を協力会員にメールで連絡し、目撃情報の提供について協力依頼をしています。
7月24日には雲南警察署、雲南市、飯南町、奥出雲町が合同で行方不明者の捜索に備えたメール配信訓練を行いました。行方不明になったことが分かったら遠くへ行かないよう、早めに警察署や駐在所へ相談し、できるだけたくさんの人手をかけて探すことが大切です。
認知症は誰でもなりうる脳の病気です。家族の方で行方不明になる心配があれば、高齢者等見守りSOSネットワークに事前に登録することができます。また、早期保護につなげるための見守りQRシールを交付しています。携帯電話などでメールが利用できる方は、協力会員の登録もできますので、ぜひ多くの方のご協力をお願いします。
詳しくは保健医療政策課に相談いただくか、市ホームページに掲載しています。
問い合わせ:保健医療政策課
【電話】0854-40-1040
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