吉田高校と向原高校の特色ある活動をシリーズで紹介します。
■[吉田高校]地域課題解決に向けた主体的な学びの集大成
12月13日(水)、「第15回学習成果発表会」を開催。保護者37人が観覧に訪れ、市内中学校で265人がライブ配信で鑑賞しました。発表内容は、探究型学習の成果を地域社会にどう生かすかについて。1~2年生は1年間のまとめを、3年生は探究的な学びの総括を発表しました。講評いただいた広島県教育委員会からは、「研究内容に工夫があり、説明もレベルが高い」「“探究の木”がしっかりと育っている印象を受けた。これからさらに幹を伸ばしてほしい」と高い評価をいただきました。
◇アグリビジネス科 野菜園芸研究グループ
3年 檜山 真郷さん、天野 晴さん、下岡 千紘さん
「人と環境に優しい持続可能な野菜生産を目指して」をテーマに発表。
・研究成果をまとめるにあたり、データを日頃から蓄積しておくことが大切だと感じました。今回の経験を今後に生かしていきたいです。
(檜山さん)
・授業で試行錯誤しながらミニチンゲン菜を栽培し、小中学校の給食に使ってもらえたことがうれしかった。自然の大切さと厳しさを感じました。
(天野さん)
・数学で学んだパワーポイントの使い方を資料作りに生かせた。ギリギリまでデータを集めてしまい、発表の練習をあまりできなかったのが反省点です。
(下岡さん)
◇地域創造ゼミ 3年 末光 志帆さん
「地域資源の活用は地域を豊かにするのか」をテーマに発表。
・自分の考える「豊かさ」の定義は、本当に地域の良さを引き出せるものなのか…。考えるほど難しく、大学進学後も引き続き学んでいきたいテーマです。また、先に考察し、仮説を立てた上で研究を進めることが大事だと思いました。
問合せ:広島県立吉田高等学校(吉田町吉田719-3)
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