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庄原市学校運営協議会の取り組み

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広島県庄原市

市教育委員会は、令和4年度から「学校運営協議会制度」を全校導入し、全ての学校が「地域とともにある学校づくり」を進めています。
学校運営協議会制度とは、保護者や地域住民が当事者意識を持って学校運営に参画する制度のことで、この制度を導入している学校を「コミュニティ・スクール」と呼びます。
今回は、学校運営協議会の取り組みの一部を紹介します。

■西城中学校学校運営協議会の取り組み
西城中学校では、学校運営協議会のキーワードを「郷土の誇り」と「郷土への貢献」とし、委員による意見交換・協議が重ねられ、建設的な取り組みが進められています。

(1)『ようこそ先輩』
生徒が、母校やふるさと西城への「誇り・貢献」を考える機会として、西城町出身の先輩から話を聞く『ようこそ先輩』を行っています。
令和5年度は、荒木脳神経外科病院(広島市)理事長の荒木攻(あらきおさむ)さんによる講演が行われ、南極観測隊員としての基地生活の体験や思い出が語られたほか、中学生へエールが送られました。

(2)『学び舎』
地域人材を活用して、放課後学習の場を設け、生徒の学力の向上を図ることを目標に、定期試験前の補充学習や試験勉強のサポートを行っています。
令和5年度は、各学期末の定期試験前の2日間、西城町の教育関係者3人を講師に招き、放課後学習を行いました。講師のサポートを得て、参加した生徒全員が集中して学習に取り組みました。

今後も、質の高い学校教育の実現を図るため、各小中学校の実態に応じて、目指す児童・生徒像を共有し、課題解決に向けた議論を行います。そして、学校運営協議会委員が中心となり、学校・家庭・地域が一緒になって創意工夫をした教育をより一層推進していきます。

問合せ:教育指導課指導係
【電話】0824-73-1184

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