市内のイベントやまちの話題をお届けします。
No.6 良い年になりますように
■門松としめ縄を寄贈・12/22
庄原市シルバー人材センターしめ縄・門松同好会の会員の皆さんが作成した門松としめ飾りが、市役所本庁舎の正面玄関に設置されました。
当日は雪が降る寒い中での作業でしたが、熟練の技により、松や南天、ハボタンが飾り付けられ、高さ約2メートルの門松が完成しました。
この門松やしめ縄の材料はすべて市内のもので、調達から加工まで会員の皆さんの手によって行われています。
会員の皆さんは「ことしも門松を作成することができた。令和6年が庄原市にとって、良い年になることを願っている」と話しました。
No.7 新年に向けて
■しめ縄づくり・12/9
比和自治振興センターで「しめ縄づくり」が開催され、地域住民13人が参加しました。
これは比和自治振興区が主催したもので、毎年、地域行事でしめ縄づくりをされている白幡憲壮(しらはたけんそう)さんを講師に迎え開催されました。
参加者は、用意された稲ワラを使って縄をない、飾りつけや細やかな作業を講師に聞きながら、和やかな雰囲気で作業をしていました。
参加者は「ワラのいい香りを嗅ぎながら自分の作ったしめ縄で新年を迎えられるのが楽しみ」と笑顔で話しました。
No.8 「メタバース」で人材を確保
■最新技術で企業を紹介・12/1
商工団体と市内企業などでつくる「庄原でいきいき働く協議会」が、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用して企業を紹介する、新たな取り組みを開始しました。
これは、企業情報などを新しい形で発信したいという思いから企画されたもので、メタバース内には、毎年市内で開催している就職ガイダンスの会場が再現されています。市内外75社の企業ブースが設置され、就職希望者は自身の分身であるアバターを使い、企業の情報や職員の募集状況などが容易に確認できるつくりになっています。
同協議会では、今後も手軽に市内企業を知ってもらえる取り組みを進める予定です。
No.9 伝統文化を伝える行事
■卒業証書に使う和紙を紙すきで作製・12/11
総領高齢者能力活用センター「ハートリンクス」で、紙すきが行われ、総領中3年生の10人が参加しました。
総領町の田総地域では、昭和30年頃まで伝統的な製法での手すきの和紙の生産が行われており、現在でもその製法は地域の人に受け継がれています。
同校では、総領地域の和紙作り文化を学ぶため、毎年3年生が卒業証書に使う和紙を紙すきで作る伝統が30年以上続いています。
当日は、総領町紙すき研究会の皆さんの指導を受けながら材料となるコウゾやミツマタを町内で採取し、叩いて繊維をほぐすなどの工程を経て、手すき作業に取り組み、和紙を作製していました。
問合せ:行政管理課広報統計係
【電話】0824-73-1159【FAX】0824-72-3322
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