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健康広場

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広島県庄原市

■熱中症に注意しましょう
暑い日が増え、熱中症の危険が身近に迫ってきました。
「熱中症」は、高温多湿な環境に長時間いることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を言います。
屋外で運動しているときだけでなく、室内で何もしていなくても発症し、場合によっては死に至ることもあります。
熱中症について、正しい知識を身に付け、自分や身近な人の体調変化に気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

▽熱中症の状況
昨年5月~9月に、県内で熱中症により救急搬送された人の累計は1859人で、令和4年度より約300人増加しています。その内訳は高齢者が最も多く、発生場所は、住居が最も多くなっています。

◆本格的な暑さに備え、熱中症対策をしましょう
▽暑さに備えた体づくり
ウオーキングやランニングなどの運動をして、汗をかく習慣を身に付け、日頃から少しずつ暑さに体を慣らしておきましょう。

▽規則正しい生活
普段から、バランスのいい食事や適度な運動、十分な睡眠など規則正しい生活習慣を心掛け、病気への抵抗力を高め、体力を維持することが大切です。

▽小まめな水分補給
1日に1200ml程度(コップ1杯程度の水分を1日8回くらい)を目安に、食事や起床、入浴前後や就寝前など、生活の中で水分を取るタイミングを決めておくと、飲み忘れを防ぐことができます。

▽暑さを避ける
吸湿性、通気性の高い綿や麻などの服や袖口の広い服は、熱がこもりづらいため暑さをしのぐことができます。外出時は帽子や日傘を使用し、なるべく日陰を歩きましょう。

▽屋内でも注意が必要
熱中症の半数以上は屋内で起こっています。自分の感覚だけで判断せず、温度計や湿度計を利用し、エアコンや扇風機をうまく活用しましょう。

◆熱中症の対応
熱中症の症状は、めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の発汗などがあります。
病状が進むと、頭痛・嘔吐・倦怠感などが起こり、さらには意識障害などの重い症状が現れることもあります。
熱中症かな?と思ったら、
・涼しい場所へ避難する(エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など)
・衣服を緩め、体を冷やす(首の周り、わきの下、足の付け根など)
・水分や塩分、経口補水液などを補給する
などの応急処置を行いましょう。それでも、症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
熱中症対策を行い、暑い夏を元気に過ごしましょう。

問合せ:保健医療課 健康推進係
【電話】0824-73-1255

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