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自治体の皆さまへ

災害に備えて

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広島県庄原市

本年1月、石川県能登半島地震が発生し、大きな被害をもたらしました。災害は、いつ・どこで発生するか分かりません。災害から命を守るためには、日頃からの「備え」が重要です。
これから、梅雨や台風など風水害のリスクが高まる時期を迎えます。住んでいる地域の危険箇所や避難する場所を事前に把握し、いざというときに備えましょう。

■災害から命を守るために
災害から命を守るためには、自宅や日頃よく行く場所が、土砂災害などの危険性がある場所かどうかを事前に知っておくことが大切です。そして、気象状況を注視しながら、市が発令する避難情報や自らの判断に従って、危険な場所から安全な場所へ避難する必要があります。

▽大切な3つの取り組み
(1)知る
土砂災害警戒区域など身の回りの危険な場所を知り、災害時に避難する場所を確認しておく。
(2)察知する
気象情報などの情報を集めて危険性をいち早く察知する。
(3)行動する
市から避難情報が発令されたとき、または、自ら必要と判断したときは、危ない場所から安全な場所へ避難する。

(1)知る
▽危険な場所を知りましょう
危険な場所を知るには、本市が作成し各世帯へ配付している「防災マップ」を活用してください。
防災マップには、土砂災害の危険性がある「土砂災害警戒区域」や河川の氾濫による浸水の危険性がある「浸水想定区域」を地図上にまとめています。
防災マップは市ホームページへも掲載しています。また、土砂災害警戒区域や浸水想定区域は県のポータルサイトでも確認できます。
・市ホームページ
防災マップを掲載しています。
・土砂災害ポータルひろしま
土砂災害が発生しやすい場所を確認できます。
・洪水ポータルひろしま
河川の氾濫で、浸水が想定される場所を確認できます。
本紙を参照ください

▽避難する場所を知りましょう
災害が発生した場合、または災害の発生が予測される場合に、避難する場所をあらかじめ確認しておきましょう。
避難する場所は、市が指定する避難場所のほか、親戚や知人の家なども避難場所となります。

(2)察知する
▽気象や河川水位などの情報を注視しましょう
テレビやラジオ、インターネットなどで、気象情報を集めて、危険性をいち早く察知することで迅速な避難行動をとることができます。
・気象庁
各種気象情報が確認できます。
・広島県防災WEB
河川水位など、さまざまな防災情報が確認できます。
本紙を参照ください

(3)行動する
▽危険な場所から避難しましょう
市から避難情報が発令されたときはもちろん、状況に応じて自ら判断し、危険な場所から安全な場所へ避難しましょう。
避難情報は、土砂災害や河川水位、気象情報などから総合的に判断して市が発令します。また、住民告知端末や携帯電話の緊急速報メール、庄原市公式LINEなどを通じて市民へ周知します。
・庄原市公式LINEアカウント
行政情報の配信や防災情報が確認できます。
本紙を参照ください

避難情報と取るべき行動

■非常時持出品の準備
迅速に避難するためにも、日頃から非常時の持出品(備蓄)を備えておくことが重要です。
生活スタイルに応じて、必要なものをリュックサックなどにまとめておきましょう。

▽準備しておくもの(一例)
・食料や飲料水(3日分)
・日用品(マスク・懐中電灯など)
・救急用品
・常備薬
・非常持出品(免許証・保険証・現金など)

■地震への備え
▽地震が発生したら身の安全を確保しましょう
地震はいつ・どこで発生するか分かりません。地震が発生しても「慌てず、落ち着いて」行動するために、次の行動を覚えておきましょう。
・机の下などへ入り、揺れが収まるまで身の安全を優先する
・戸やドアを開け、逃げ道を確保する
・火を使っている場合は、すばやく火の始末をする
・避難するときは、通電火災の未然防止のため、ブレーカーを落とす

▽事前に地震への備えを行いましょう
地震を防ぐことはできませんが、地震によって引き起こされる二次災害は、日頃の備えをすることで防ぐことができるものもあります。
自分の身の回りを確認し、できることから用意をしておきましょう。
・家具の固定や家具の配置を工夫し、家の中の安全スペースを確保する
・家族や親戚、近所との連絡手段を確認する
・非常時の持出品の準備をする

■日頃の備えが重要です
いつ・どこで起きるか分からない災害に対して、私たちが唯一できることが「備え」です。
普段から一人一人がハザードマップを確認し、災害リスクを認識するなど、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、その被害をできるだけ少なくするために必要な対策を講じておくことが大切です。
防災対策には「これで十分」「絶対大丈夫」というものはありません。いざというとき、早めの行動がとれるように、市や県、気象庁が発信する避難情報や災害情報をしっかり確認しましょう。
危機管理課 危機管理係長 松永 恵佑(まつなが けいすけ)

問合せ:危機管理課危機管理係
【電話】0824-73-1206

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