このコーナーでは、隔月で市立学校の取り組みや児童生徒の活動の様子を紹介します。
■庄原小学校
庄原小学校は、昨年度、図書委員会や子供司書が中心となって読書活動を進め、全校朝会やお昼の放送でおすすめの本を紹介したり、読書ビンゴなどのイベントを行ったりしました。
また、各学年の教室を回って読み語りも行いました。年代に合った本を選び、児童自身が何度も練習をして読み語りを行いました。
本年度の活動では、新たに図書委員会などが図書室に入れてほしい本のアンケートを取ったり、おすすめの本のポップを作成したり、本に親しみを持ってもらえる活動を実施する予定です。
図書委員長の武田華(たけだはな)さんは「もっと図書室に来て、読書を楽しんでもらいたい」と話し、全校に読書活動を広めようと張り切っています。
■比和小学校
図書委員の6年生が6月10日、下校集会で本年度開催する「この本が好きな先生はだあれ?」の活動について紹介しました。
これは図書室にある本の中から、先生たちが本を選び、その本を図書委員が紹介するもので、先生の名前を伏せて紹介し、その本が好きな先生は誰なのかを、ヒントを基に児童全員が考え、クイズ形式で回答するイベントです。
紹介した本は、本棚に飾って、みんなが手に取れるようにする予定です。
「読書は心の栄養です」を合言葉に、図書委員会は、本の貸し出しや各学級への読み語りなど、いろんなイベントを開催していきます。
■東小学校
東小学校は、毎年秋頃に図書祭りを行っています。
図書祭りでは、図書委員や子供司書が中心となり、絵本の読み語りやビブリオバトル、おすすめの本の紹介などをしています。
ビブリオバトルとは、数人の発表者が制限時間内に自分のおすすめ本を紹介し、参加者が一番読んでみたいと思った本へ投票する「書評合戦」です。発表する児童は、表紙を見せたり、お気に入りの場面を紹介したりして本の内容や魅力を伝えました。参加した児童も、興味津々で耳を傾け、最多票を集めた本は、しばらく貸出中が続くほどの人気となりました。本年度もビブリオバトルを実施する予定で、これからも本に関心を持ってもらえる活動を続けていきます。
問合せ:教育指導課指導係
【電話】0824-73-1184
<この記事についてアンケートにご協力ください。>