文字サイズ
自治体の皆さまへ

市政トピックスーSHISEI Topics(2)ー

10/34

広島県庄原市

■[総務課]被爆者の思いを受け継ぐ
平和啓発セミナー
市は原爆や戦争の記憶を風化させず、平和の尊さや戦争の悲惨さを後世に伝えていくことを目的に、毎年、平和啓発セミナーを開催しています。
本年は8月5日に庄原市ふれあいセンターで、8日に市役所東城支所で開催し、「被爆体験証言の伝承講話」として講演を行いました。
講演では、被爆体験伝承者(庄原会場は高雄勝彦(たかおかつひこ)さん、東城会場は須崎早苗(すざきさなえ)さん)が写真や絵、当時の広島市の地図を使い、被爆者から受け継いだ、原爆の悲惨な状況や平和に対する思いについて語りました。
参加者は「平和な世界の大切さをきちんと理解していくこと、広島や長崎のことを知ることが戦争を止める、戦争をしないことにつながると感じた」「毎年、被爆体験を聞く機会があり、平和のありがたみを再認識できてよかった」と話しました。
市は今後も、戦争や原爆に関する記憶や平和への想いを次世代へ継承していくため、平和啓発を推進していきます。

■[教育総務課]子どもたちのより良い教育環境を整備するため
峰田小学校が板橋小学校へ統合することに関する合意書署名式
8月8日、峰田小学校が板橋小学校へ統合することに関する合意書署名式を行いました。
これまで市教育委員会と峰田小学校保護者、本村自治振興区、峰田自治振興区は、子どもたちのより良い教育環境を整えるため、峰田小学校の統合についての協議を重ねてきました。そしてこのたび、令和7年4月1日から板橋小学校へ統合することで、四者が合意しました。
当日は、峰田小学校PTAの熊原直美(くまはらなおみ)会長、本村自治振興区の新元匡尚(しんもとまさなお)区長、峰田自治振興区の藤永春信(ふじながはるのぶ)区長、牧原明人(まきはらあきと)教育長が出席し、合意書に署名しました。
熊原会長は合意について「時間をかけて意見を交わしてきたが、最終的には子どもたちの教育環境を第一に考えた。峰田小学校が無くなるのは寂しいが、今後は板橋小学校で多くの子どもたちと学び合い、たくましく成長してくれることを期待している」と話しました。
今後は、通学方法や各種行事など、関係者で協議・調整を行い、統合に向けた準備を進めていきます。

■[教育指導課]子供司書を目指して!
子供司書養成講座
市教育委員会は、毎年、市内小学5・6年生の希望者を対象に「子供司書」養成講座を行っています。
本年は、14人の児童が受講し、7月20日に、第1回目の講座として「全体研修」を行いました。
子供司書とは、学校や地域の図書館で読書の楽しさを伝え、周りの友達に読書を好きになってもらうように活動をする、子どもの読書活動推進リーダーのことです。
受講者は、日本十進分類法の学習、絵本の読み語りの練習、ポップ作りの演習などに、熱心に取り組みました。
参加した東城小6年生の村上隼都(むらかみはやと)くんは「おすすめの本を紹介する工夫を学校や生活の中で生かしたい。読み語りをするときには、本を持つ姿勢に気を付けたい」と話しました。
養成講座では、12月まで図書館業務の体験や、各学校で読書活動を推進する活動を行います。
活動が認められれば、2月に県教育委員会から子供司書として認証される予定です。

■[市民生活課]犯罪や非行への理解を深める
第74回「社会を明るくする運動」庄原市推進大会
7月23日、第74回「社会を明るくする運動」庄原市推進大会を、庄原市ふれあいセンターで開催し60人が参加しました。
「社会を明るくする運動」とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
開会式では、広島保護観察所の古賀正明(こがまさあき)所長から大原直樹(おおはらまさき)副市長へ、内閣総理大臣による同運動の推進メッセージが伝達されました。
その後、システムエンジニアや少年補導協助員として活動している青少年育成指導者の行廣典也(ゆきひろのりや)さんによる講演を行いました。
行廣さんは、近年のネット上でのトラブルの動向や、スマホやSNSとの上手な付き合い方について話し、講演を聞いた参加者は「今日の話を家族や知り合いにも伝えたい」と話しました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU