東広島の郷土料理「美酒鍋」が、日本酒のまちならではの名物料理として、文化庁の取り組み「100年フード(未来の100年フード部門)」に認定されました。
本市には他にも「おいしい!」グルメや食材がたくさんあります。その中には、聞いたことはあるけど実は未体験…なものもあるかも。こだわりの東広島フードを紹介します。
■美酒鍋とは
発祥は蔵人のまかない料理。酒まつりとともに知られるようになりました。野菜や肉を日本酒と塩・こしょうだけで調理したシンプルな味付けの鍋で、素材のうま味を引き出しています。
■100年フードとは
地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を文化庁が認定し、名付けています。100年続く食文化として継承することを目指しています。
■これも100年残したい!東広島フード
◆西条酒香る米粉のから揚げ コメカラ
ほんのり香る酒の風味とカリッとした食感が特徴。小学校の給食に登場したり、飲食店で提供されていたり、市民に身近な東広島フードです。
(基本の材料)
西条酒
米粉
◇提供しています!
東広島商工会議所メンバーで特産品として開発。コメカラを普及させるため、食材は自由としました。現在、市内20店舗以上で、鶏肉をはじめ魚介類など工夫を凝らしたコメカラを提供しています。
ちゅうしん蔵 武林 洋(たけばやし ひろし)さん
◇ここがポイント 食材はいろいろ
鶏のせせりもコメカラにぴったり。下味がしっかり付いているので、冷めてもおいしいです。(武林さん)
◇ここで食べられる
コメカラが食べられる店
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆地元食材をぎゅっと集めたご当地丼 広島へそ丼
広島県のど真ん中「へその町豊栄」で誕生した丼。ご飯の中央にへそに見立てた卵黄をのせ、食べるラー油や青ネギなどをトッピング。だししょうゆをかけて食べます。
(基本の材料)
卵
青ネギ
食べるラー油
だししょうゆ
◇開発しました!
豊栄町商工会青年部で町おこしの名物をつくろうと、食べるラー油を開発したのが始まりです。豊栄へそ丼から広島へそ丼に改名し、豊栄に限らず市内12店舗で提供されるようになりました。店ごとにトッピングや味付けが異なるので、食べ比べも楽しめます。
高光養鶏場 高光 哲哉(たかみつ てつや)さん
◇ここがポイント 卵と具のマッチング
味の決め手はコクのある高光養鶏場の卵。甘辛い味付けの牛のしぐれ煮とも相性抜群です。ジビエの栄肉を使ったへそ丼も提供しています。
(お食事処くろぼや)
◇ここで食べられる
広島へそ丼が食べられる店
※詳しくは本紙をご覧ください。
■まだまだあるある特産品
特産品を活用したグルメが増えると、農家も店も活気づきます。買って食べて、まちを元気に!
・ジャガイモ(安芸津)
・ネギ(志和など)
・レンコン(志和・高屋など)
・柿(西条)
・レモン(安芸津)
他にも伸びしろあるフードをご紹介!
問合せ:ブランド推進課
【電話】082-422-1032
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