特集1 東広島市制施行50周年(3)

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[未来へ]
■中学生×市長　座談会
東広島の今と未来
髙垣市長と市内中学生3人が集い、東広島の未来を考える特別座談会を行いました。
※学年は2024年3月現在

・豊栄中学校2年　兼平朝陽さん
第26回東広島中学生環境問題作文コンクールで海洋ごみなど環境問題を取り上げた作文が最優秀賞に。陸上部で投てき、英語の勉強にも力を入れる。

・中央中学校3年　キミー・ラディヤ・ラナズユリさん
インドネシアから日本に来て1年半。昨年の東広島市中学校英語暗唱大会・スピーチ部門で優秀賞。中学では家庭科部部長を務めた。

・髙垣市長

・県立広島中学校1年　堀田奈音さん
保育園のときからプログラミングを勉強。昨年の全国大会で年齢や気分で本を探せるアプリがグランプリに。3Dを使った動画の制作に挑戦中。

◇東広島市はどんなまち?
兼平さん：私が住む豊栄ではリンゴ、東広島ではお酒、安芸津のジャガイモなど特産品がたくさんあります。
キミーさん：豊かな自然資源を備え、留学生や労働者が多く住む多文化都市だと思います。
堀田さん：人がどんどん増えていて、大学生や外国人が身近。違う文化や考え方を取り入れるチャンスがたくさんあります。
髙垣市長：東広島市は都市と田舎が共存しています。交通網に恵まれ、4つの大学や試験研究機関、先端技術産業などが集積し、国内外から豊富な人材によってイノベーションが生まれています。外国人市民が市の人口に占める割合は中四国地方で1位、国籍は113か国(2023年12月末現在)にも上ります。地方都市の中でも人口増加が続いているんですよ。
広島県最大級の前方後円墳のある三ッ城古墳や酒造りなど歴史や伝統が豊富。小・中学生の学力・体力は国・県を上回り、クラブ活動も活発といった特徴もあります。

◇夢に向けて学びたいこと
兼平さん：中学校で環境委員会に入っています。将来はカメラマンになって、環境問題への意識を写真で広めていきたいです。
キミーさん：言語教師か外交官になりたいです。外国語や他の国の文化、人と話す力を学んでいます。
堀田さん：科学者としてAIを使った技術を開発し、がんなどの病気の治療に役立てたい。そのための仲間をつくりたいです。
髙垣市長：東広島市ではICT(情報通信技術)の活用や大学との連携など、学校教育に力を入れています。国際交流を図る国際フェスタ、SDGs未来都市として環境フェアなども実施しています。チャレンジを続けてください!

◇どんな東広島市になってほしい?
兼平さん：人も生き物も住みやすいまち。ごみを減らす活動など、自分でできる身近なことから環境を守りたいです。
キミーさん：幸福な学生中心の都市として自然との調和を望みます。私も東広島のいいところを宣伝します。言語の壁を低くし、人が集まりやすい場があるとうれしいです。
堀田さん：世界から注目される都市に!このまちに住んでいることを誇りに思いたいです。僕は勉強を続けて仲間をつくり、夢を実現できるように努力します。
髙垣市長：皆さんのお話から、環境、自然、国際化というキーワードが見えました。まさに東広島市のまちづくりの方向性である「未来に挑戦する自然豊かな国際学術研究都市」と一致しています。誰に対しても何に対しても「やさしい未来都市」となることで、一人一人がWell-being(幸福感)を感じて暮らしていけることを願っています。お互い、夢に向かって頑張りましょう。

■ラジオで詳しく
FM東広島(89.7MHz)
4月の毎週水曜日　18時台
「深掘り!ひがしひろしま」
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