■江田島湾パドルリレー大会
江田島湾パドルリレー実行委員会会長 小野藤訓さん
▽今回の申請内容
長瀬海岸の良さをもっと多くの人に知ってもらおうと、昨年9月、長瀬海岸で活動する団体が協力して、カヌーとSUPの駅伝大会「江田島湾パドルリレー」を実施しました。
この大会はプレ大会であるにもかかわらず、31チーム124名の参加がありました。
今回の申請は「江田島湾パドルリレー」の本大会を実施することです。昨年は時間的制約もあり、身近な団体にしか連絡ができなかったこともあり、31チームの参加に留まりましたが、今回は島内の学校や職場のみならず、島外のクラブチームや愛好家などにも呼びかけて、前回を上回る大会にしたいと考えています。
▽活動への思い
江田島湾は、マリンスポーツにとって日本国内屈指の最適フィールドであり、江田島市の宝といっても過言ではありません。
ここの良さを知ってもらうためには、現地に来てもらう必要があります。その第一歩として「江田島湾パドルリレー」を実施しようと考えました。
駅伝ならチームで参加することになり、一つの用具でより多くの人が参加できます。また、カヌーやSUPなどは主催者が全て用意するので、参加者は気軽に参加することができます。
そして、この大会を継続することによって、江田島市民の「お祭り」にすることが、当実行委員会の希望です。
▽皆さんに一言
「江田島湾パドルリレー」を自分たちの「お祭り」にするために、江田島市民や職場の人たちがチームを組んで、積極的に参加することをお願いしたいと思います。
■本州一ライムと竹のSDGs的循環サイクルの確立
さくさくファーム代表 桑原健一さん
▽今回の申請内容
「本州一ライム」と「竹のSDGs的循環サイクルの確立」の2つのテーマを複合的に行います。
前者は国産ライムの生産量が低いことに着目し、ゆくゆくは江田島市の名産品になればとの思いから着想しました。
後者は、顕在化している放置竹林問題がそれほど注視されていないことの憂いもあり、処理と活用のサイクルを確立すべく立案しました。
▽活動への思い
竹に特化してお話しすると、竹は縦にも加速度的に伸びることから、元々生えていた木を弱らせ、生態系の多様化を失わせます。
また、昨今問題となっているイノシシによる獣害を助長しています。竹林は隠れ家となり地下茎は食料となっています。
そのため、「農業用資材」「竹資材」「竹あかり」「炭素の固定による二酸化炭素の削減」を模索しつつ、「獣害減少」に寄与できればと思います。
さらに放置竹林は、土砂崩れの危険性も内包しています。根の浅い竹が斜面に生えている箇所は地すべりを起こすことが知られています。弊害ばかりの放置竹林に対する解決策への思いが、今回の応募動機となっています。
▽皆さんに一言
「竹あかり」は今後、市民参加型のイベントに昇華するつもりです。ぜひお気軽にご参加ください。穴を開けるだけで素敵な照明を作ることができますよ。
■旧沖小プール花いっぱい運動
特定非営利活動法人沖美町地域再生会議理事長 空久保求さん
▽今回の申請内容
昨年から当該施設の賑わいづくりのため、ブルーベリー栽培を始めました。しかし、それだけではインパクトが弱いと考え、大プールには水中植物である「スイレン」を増やし、小プールには「カキツバタ」を植えて、花いっぱいのプールとして、江田島市の新しい観光名所にしたいと考えています。
▽活動への思い
旧沖小プールは、まとまった敷地面積があり、日当たりもよく、眺望も抜群で各種イベントをするには最適な場所だと考えています。
ここを賑わいづくりの場として、例えば毎月マルシェの開催、ブルーベリー狩り、オリーブの果実収穫、季節の花まつりなど、いろいろなイベントを実施して近隣周辺の皆さまの友好の場として活用したいと考えます。また、季節に応じて、島外からも観光客に来てもらえるように努力してまいります。
▽皆さんに一言
旧沖小学校は、地元の皆さまには思い出の場所であり、愛着もあると思います。この地を再生して、地元の皆さまが気軽に集える場所にしたいと思います。ぜひ皆さまのご利用を心からお待ち申し上げます。
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