○はじめに
国民健康保険は、国民皆保険制度の中核を担っており、地域医療の確保や地域住民の健康維持増進に努めています。
熊野町国民健康保険では、平成30年4月から県と市町による共同運営(県単位化)がスタートしており、広島県国民健康保険運営方針に基づき国民健康保険の安定的な財政運営と市町国民健康保険事業の広域的および効率的な運営の推進を図っています。
第1期広島県国民健康保険運営方針は平成30年度から令和5年度の6年間を対象とし、第2期広島県国民健康保険運営方針が令和6年度から11年度までを対象としています。
みなさんの生活に関わりの深い国民健康保険のことについて、今月号から全4回シリーズでお伝えしていきます。ふでりんと一緒に学んでみませんか。
■1.国民皆保険制度(こくみんかいほけんせいど)ってなに??
すべての国民が何らかの公的医療保険制度に加入し、お互いを支え合うことで、誰もが安心して医療を受けられる制度のことです。
この制度があることで…
□✓国民全員が公的医療保険で保障される
□✓安い医療費で高度な医療を受けられる
□✓医療機関を自由に選べる(フリーアクセス)
病気や怪我などをしたときに、みんなが医療費の一部負担(1~3割)だけで適切な医療を受けられるリン♪
■2.公的医療保険の種類
公的医療保険にはさまざまな種類があります。
◇被用者保険
会社などに勤めている人とその扶養家族が加入する。
例)協会けんぽ
共済組合 など
◇国保組合
同じ業種や職種によって組織され、従事する人とその家族が加入する。
例)医師国保
建設国保 など
◇国民健康保険
自営業者や無職の人など、他の公的医療保険制度に加入していない全日本在住民が加入する。
例)熊野町国民健康保険
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後期高齢者医療制度(原則75歳以上で加入)
いろいろな公的医療保険があることが、よく分かったリン♪
来月号では、熊野町国民健康保険について、もっと詳しく学ぶリン♪
問合せ:税務住民課保険年金グループ
【電話】820-5604
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