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特集 『熊野町名誉町民』に坊田かずまさん

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広島県熊野町

熊野町出身の作曲家で音楽教育家の故・坊田かずまさんに、『熊野町名誉町民』の称号を贈ることが決まりました。9月の町議会定例会で同意されたもので、本町4人目の名誉町民となります。

■「坊田かずま」さんってどんなことをした人?
明治35年に本庄村字川角(現・熊野町川角)に生まれ、熊野尋常高等小学校高等科(現・熊野第一小学校)を卒業後、広島高等師範学校(現・広島大学教育学部)に修学し、教員免許を取得。
大正10年、童話と童謡の児童雑誌「赤い鳥」に応募し、入選したことをきっかけに音楽の道へと進み、39年という短い生涯で、多くの作品と功績を残しています。

これは、町民会館前に建立されている『水甕』の詩碑だリン♪
みんな、知っているかな?このほかにも詩碑があるよ!
ぜひ探してみてね♪

お昼に流れているチャイム
「赤い絵日傘」も坊田かずまさんが作曲したリン♪

■功績
○大正~昭和初期にかけて、当時、一般的には行われていなかった『器楽・合奏』の分野を広く普及することに尽力した。普及活動は雑誌やニュース映画などでも紹介され、高く評価されている。

○日本各地で歌い継がれてきた『わらべ唄』や『子守唄』などの童謡を採譜して回り、多くの著書を出版。「日本郷土童謡名曲集」には、有名なわらべ唄「うさぎうさぎ」や「かごめかごめ」、「茶壺に追はれ」などが収められている。 
※採譜…楽譜にかかれていない曲を楽譜に書き取ること。

○『器楽・合奏』の音楽授業への導入や、採譜した『わらべ唄』などは、現代の音楽教育にも取り入れられ、音楽文化の継承・発展・創造に大きく寄与している。

■これまでの『熊野町名誉町民』を紹介します
町では、町民または町に縁故の深い人で、公共福祉の増進または産業・文化の発展に多大な貢献があり、郷土の誇りとして町民から尊敬されている人に対して、名誉町民の称号を贈り、その功績を称えています。
※詳細は本紙をご覧ください。

問合せ:総務課
【電話】820-5601

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