けんこう通信

15／32

■オーラルフレイル予防をしましょう
オーラルフレイルとは、「口の働きが低下している状態」のこと
私たちは、物を食べたり、人と話したりするときに、歯や口、舌などを器用に動かしています。年齢を重ねると口の働きも衰えてきます。
まずは、お口の健康状態をチェックしてみよう!

◆あなたのお口の健康状態は?
□半年前に比べて、硬い物が食べにくくなった
□お茶や汁物などで、むせることがよくある
□むし歯や歯周病で、自分の歯が残り少なくなってきた
□口の中の渇きが気になる
□最近、言葉をはっきりと発音できないことがある
1つでもあてはまる項目がある人は、「オーラルフレイル」が心配されます。
しかし、適切な対策をとることで、予防・回復することができます。小さな変化や不調に気づき、放置しないことが大切です。

◆オーラルフレイルを予防するために
1.食後は歯磨きやうがいをし、口の中を清潔に保ちましょう
2.食事やおやつの時間を決めるなど、歯の健康によい習慣を身につけましょう
3.日常生活の中で「お口の体操」を取り入れましょう
○噛む力を鍛える(30回噛むなど)
○飲み込む力を鍛える(うがい、深呼吸など)
○話す力を鍛える(音読、早口言葉など)
4.バランスのとれた食事をしましょう
5.定期的な歯科受診を心がけましょう
○口の中・歯肉・むし歯・噛み合わせなどをチェックしてもらいましょう
○歯磨きでは取り切れない歯垢や歯石を除去してもらいましょう
○ささいな変化であっても相談してください

お口のお手入れを見直して、「おいしく食べる」「楽しく話す」を続けていきましょう!

◇「節目歯科健診」「後期高齢者歯科健診」を活用しましょう
町では、20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳を対象とした「節目歯科検診」、77歳～80歳・85歳・90歳を対象とした「後期高齢者歯科検診」を実施しています。この機会に、かかりつけの歯科医院を持って、定期的な受診を心がけましょう。
※対象者には案内を送付しています。
(健康推進課)