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筆の里工房

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広島県熊野町

筆の里工房の休館日:6月3日、10日、17日、24日

■fuinifuku KAZE
-心をゆさぶる駒井光明(こまいみつあき)コレクション-
日時:Part2 6月30日(日)まで
昨年、埼玉県在住の駒井光明氏から280件の現代書作品が寄贈されたことを記念して、そのコレクションから82件を紹介しています。第二次世界大戦後、学校教育に習字教育を復活させることに尽力した書家・上條信山(かみじょうしんざん)の大作は迫力満点です。ぜひ現物をご覧ください。

◇展示作家
青山杉雨、上田桑鳩、宇野雪村、上條信山、桑田笹舟、 榊莫山、篠田桃紅、鈴木翠軒、田村空谷、手島右卿、 殿村藍田、宮本竹逕、村上三島 など

■ギャラリートーク
難しいと思われがちな 書の作品を楽しむコツを、展示室を一緒にめぐりながら話します。
日時:6月15日(土)、29日(土) 13:30~
料金:無料(要入館料)
講師:当館学芸員

■ありがとうの絵てがみ展in高知
昨年の絵てがみ公募の優秀作品116点を当館から貸し出し、伝統的工芸品・土佐和紙の産地にある博物館施設で展示紹介されることになりました。
日時:6月15日(土)~7月21日(日)
場所:いの町紙の博物館(高知県吾川郡いの町幸町110-1)

■令和6年秋筆の里工房開館30周年記念展作品紹介
◇大流行した定家様(ていかよう)
定家様とは、藤原定家が書いた書風のことです。藤原定家は、鎌倉時代の貴族で、有名な歌人でした。定家が書く文字は、独特なクセがあることで知られています。
(1)墨がたっぷり、線の太い細いが極端
(2)横画は平ら(右上がりにならない)
(3)文字と文字をつなげず、ポツポツ書く
定家を尊敬する人々は、この文字の特徴、雰囲気を真似て書きました。この書風は時代を越えて大流行し、「定家様」と呼ばれました。江戸時代の歌人で定家の末裔(まつえい)、冷泉為泰(れいせんためやす)が書いた右の作品もその一つで、定家様の特徴(1)~(3)が感じられるのではないでしょうか。憧れの人の真似をしたいという気持ちは、いつの時代でも変わらないものですね。

平成6年秋に開館した筆の里工房は、今年30周年を迎えます。その記念特別展として今秋「定家様(ていかよう)が伝えた文化-そうだったのか藤原定家(ふじわらのていか)さん-」を開催します。

◆入館料◆
4月から開館時間が変更し、朝9:30~開館しています。
大人:800(600)円 小中高生:250(200)円
※( )は20人以上の団体料金
〒731-4293 広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
【電話】082-855-3010【FAX】082-855-3011
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
【URL】http://fude.or.jp
Shoppingsite:http://kumanofude.com/

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