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議会だより 上板町議会(6)

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徳島県上板町

◆富永志郎 議員
○質問1 自然災害に対する取り組みについて
(1)南海トラフ地震臨時情報(8/8)が発令された後、上板町ではどの様に対応したのか
答弁:佐藤企画防災課長
8月8日の午後4時43分、日向灘で発生した地震に伴い、気象庁より南海トラフ地震臨時情報が初めて発令された。上板町の対応としては町ホームぺージ及び防災無線で住民に避難場所及び避難経路等の確認を呼びかけた。警戒体制中は町長をトップに職員一丸となって警戒にあたった。
(2)台風や洪水(8/29)についても同じ土砂災害警戒区域や大雨警報にどの様に対処し、改善点はどうか
答弁:佐藤企画防災課長
上板町では土砂災害が発生しやすい大山、松島地区の198世帯474人に避難指示を発令した。改善点としては課全員で初動体制がとれる様マニュアルの見直しを行なっていく。
(3)災害支援連携協定はどこまで進んでいるのか(建設、運輸、燃料、飲料)等
答弁:佐藤企画防災課長
災害支援協定は建設業協会などの4機関と資機材や技術者の支援に関する協定を締結している。引き続き多くの関係機関と連携し災害に強い町づくりを行なっていく。
(4)災害ゴミ問題(場所、運搬)について
答弁:佐藤企画防災課長
災害ゴミの仮置き場として、上板町防災計画で各小・中学校のグランドを主として11箇所を指定している。その運搬については上板町災害廃棄物処理計画に基づき、協定機関によって運搬を行う。
(5)災害弱者のため、広報かみいた裏面にイラストと大きな文字で分かり易いマニュアル(保存版)を掲載してはどうか
答弁:佐藤企画防災課長
令和7年度には新たに防災マップを更新する予定。広報かみいたを使い分かり易いマニュアルを作成し掲載についても進めていく。また地震に対しての備えの呼びかけを行なっていく。

○質問2 外来生物の被害と対策について
(1)近年農業被害の多い外来生物(ジャンボタニシ・クビアカツヤカミキリ・カメムシ・ミドリガメ・アメリカザリガニ等)に対する報告をどの様に認識しているのか
答弁:長濱産業課長
近年外来生物の主な被害として果樹におけるクビアカツヤカミキリの食害が報告されている。この被害対策について徳島県が防除講習会を定期的に開催し、薬剤使用や被覆等の対策を指導しており被害の抑制につながっている。
(2)その対策として助成金制度があるのか
答弁:長濱産業課長
外来生物被害への助成として国が創設している発生地域への防除対策の助成制度がある。クビアカツヤカミキリの支援として重要病虫害の支援制度が活用できる。補助率は2分の1が国費で残りが事業者の負担となる。上板町として令和7年度より補助金制度を創設する予定。

○質問3 働き手、担い手の確保について
(1)現在の企業誘致の進捗状況について
答弁:佐藤企画防災課長
令和2年の日本酪農協同株式会社の徳島工場移転以降企業誘致はない。今後も企業誘致のみならず立地企業の流出防止にも積極的に取り組んでいく。
(2)若者のIターン、Uターンを促す策として、地元企業に就職(就農)された人に一律10万円を給付し、財源についてはふるさと納税を活用し、限度額については200万程度を設定し、運用する。また採用した企業についても県の助成金を使って同様とする
答弁:佐藤企画防災課長
現在上板町では地元企業に就職し1年以上居住された人に一律5万円を助成し、新たに町内に住宅を取得した人に固定資産税相当額を助成する住宅取得応援助成金助成事業等を行なっている。今後提案していただいた事も含め関係各課と連携し、実施出来るよう協議していきたい。就農についても国の育成対策補助金を紹介して一次産業を守っていきたいと考えている。
(3)各種学校に出向きPR活動して人材確保に努めてほしい
答弁:佐藤企画防災課長
今後、町内外への若者の流失を減少させるために関係各課、学校機関等とも連携し、人材確保に向け取り組んで参りたいと考える。

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