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議会だより 上板町議会(4)

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徳島県上板町

◆本淨敏之 議員
○[質問1]農業の振興について
(1)上板町の農業の現状をどのように分析しているのか
答弁:長濱産業課長
上板町では農業者が効率的、安定的な農業を展開している。高齢化が進み、後継者確保が課題。平均耕作面積は増加し、大規模経営体に集積している。町は、収入保険加入推進事業の創設等農業振興に努めたい。
再問:町外の農家が町内で耕作しているが、どの位か
答弁:長濱産業課長
町外の広域認定者は20件程度。町内の方も町外で耕作している。耕作地は近隣市町。

(2)専業農家等に面接調査の上、実態に合った振興策を立案し実行を図る必要があると考えるが
答弁:長濱産業課長
上板町は、月1回農業委員会を開催。農業の現状等の意見を交換している。各農家の意見等も届いている。意見等を精査し、新規事業を提案することもある。
再問:農家のもとへ出向いて、情報提供や農業の実情を聞く必要があると考えるが
答弁:長濱産業課長
新規事業では農家の意見を聞き、精査の上、農業振興策を考える。今後、農家の方の意見を取り入れ事業の推進を図る。

(3)特化した作物栽培への挑戦をしてはどうか
答弁:長濱産業課長
特化した作物栽培は、生産過程の変更等々の課題がある。指導機関等の助言を求め、導入後の様態を見極める必要がある。今後の課題とする。
再問:トライアンドエラーの精神の基に、特化作物を育てる挑戦はできないか
答弁:長濱産業課長
上板町は、指定品目のブロッコリーの結構な栽培面積がある。県が産地化の取り組みをいただき、同じ形で支援できたらと考える。サトウキビと2品目は補助事業に取り組みたい。

(4)地域活性化を視野に家族農業を推進してはどうか
答弁:長濱産業課長
家族農業は地域農地の有効活用につながる。産直市場等への流通も期待される。
再問:全国各地では、家族農業を進め、効果があるとのこと。推進してはどうか
答弁:長濱産業課長
家族農業は農地の維持及び農業の有効活用につながる。
再再問:家族農業で育てた作物を技の館で野菜市を開いてはどうか
答弁:長濱産業課長
技の館の活性化につながると思うので検討の上、進めたい。

○[質問2]高齢者に交付しているタクシー券の交付方法について
(1)タクシー券の交付をチケット方式からカード方式にしてはどうか
答弁:廣野健康推進課長
我が町のタクシー券は希望する方には渡している。決算時正確に処理できるので、現在の方式は適正である。再問タクシー券の交付の申請方式は不便である。本来は対象者全員に交付すべきものでは
答弁:廣野健康推進課長
上板町の75歳以上の方は2134名である。全員に送付すると多額の予算が必要である。対象者の方で元気に活動されている方々も多数いる。財政難の上板町では全員の方に送付は難しい。カード方式への変更は検討課題とする。
再再問:チケットの交付申請方法を知らない方もいるのではないか。必要な方々にチケットが届くような取り組みをしてはどうか
答弁:廣野健康推進課長
現在の申請方式は本人、家族の代理の方に毎年申請してもらっている。今後、一度申請された方には申請なしで送付するシステムとか、民生委員に見守りの範囲内で交付が必要な方の申請をする等検討したい。

○[質問3]ブックスタートの次の段階の読書推進について
(1)就学前(6才前)と中学校入学時に子ども1人ひとりに本をプレゼントしてはどうか
答弁:坂東教育委員会事務局長
多様化の時代、行政が特定の本を贈るのは問題と考える。学校図書室の有効利用の推進、中央公民館等図書室、板野町立図書館の使用を促進したい。
再問:上板町のブックスタートでは、取り替え本を用意している。小中学生に何冊か選んだ本から選択する方法もある。
教育委員会は子どもの読書推進する主管課である。現状でよいとの答弁は問題だ
答弁:和田教育長
読み聞かせや読書活動は、児童生徒に読解力や知識、豊かな感性をはじめ生きる力を育むことができる。各学校では読書推進の取り組みをしているが、各学校長に読書推進の取り組みをするように指示をする。本のプレゼントについては調査したい。

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