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議会だより 上板町議会(2)

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徳島県上板町

◆安田孝子 議員
○[質問1]環境対策の推進について
(1)家庭系可燃ごみの現状と生ごみの量について
[答弁]蔭山環境保全課長
近年の、可燃ごみの量は2110t前後で推移しており、人口減少もあるが、ごみの量はほぼ横這いとなっている。一方、生ごみの量は、可燃ごみ量の7割程度と推測。
(2)生ごみの減量対策について
他市町村で活用されている、バクテリアで分解する容器「キエーロ」の導入について
[答弁]蔭山環境保全課長
生ごみ処理器「キエーロ」については、現在リサイクルセンターに設置し、住民に啓発している。
(3)生ごみ処理器「キエーロ」の実証実験と普及啓発及び購入費の一部補助。
生ごみは、家庭系可燃ごみの7割を占めている現状を踏まえて購入費の一部補助を
[答弁]蔭山環境保全課長
生ごみの減量を進めるため「キエーロ」など生ごみ処理器を購入する家庭に対し、購入費の一部(上限3000円)を補助している。
(4)衣類等のリユース(再利用)の検討と活用について
リサイクルセンターは、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進する拠点となっている。衣類、特に小・中学生の制服、体操服等のリユース推進してほしい
[答弁]蔭山環境保全課長
現在、資源物として収集した衣類は全量業者へ引渡し、リサイクル・リユースしている。今後、リサイクルセンターにおいて制服・体操服等の衣類については、リユースを検討したい。
(5)「緑のゴーヤカーテン」の実証実験の結果とその後の対応について。
2006年に、温暖化防止・冷房費削減の施策の推進に取り組み、室内温度が1℃~3℃下げる効果があったが、現在の取り組み状況は
[答弁]蔭山環境保全課長
2006年、徳島大学と連携し、観測実験に基づき1℃~3℃の上昇抑制効果を踏まえ庁舎の緑のカーテンを実施し来庁者に目で見て涼しさを感じてもらい環境意識向上に役立ててもらうとともに、町内幼・小・中学校に苗を提供し児童・生徒で緑のカーテンの設置を行ない環境教育の意識向上に努めている。

○[質問2]高齢化の進む中、本町の認知症の現状について
(1)これまでの認知症サポーターの養成数について
[答弁]廣野健康推進課長
認知症サポーターの養成数は、大人265名、中学生88名、小学生149名となっている。
今年度は、町内企業等で認知症サポーター養成講座を開催する。
再問:町内企業は、どのような企業で実施するのか
[答弁]廣野健康推進課長
ジャパンブルー上板・JA・郵便局・銀行等で講座を実施する。
(2)認知症サポーターが地域でどのような支援ができるのか
[答弁]廣野健康推進課長
「なにか」特別なことをするのではなく、認知症について正しい理解と偏見を持たず、地域で家族に声をかけたり、暖かく見守る応援。
(3)身近で「何かおかしい」「軽度認知症」かと思われる人の対応について
[答弁]廣野健康推進課長
包括支援センターに、認知症に対する医療や介護の専門知識を有し、認知症の方や関係者等の相談、支援等の業務を行う認知症地域支援推進員を配置しているので相談してほしい。一方、保健相談センターにおいても相談に対応している。
(4)2024年1月施行の「認知症基本法」の今後の取組について
[答弁]廣野健康推進課長
本町は、高齢化とともに認知症は増加することが見込まれる。認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って生活を過せる町を目指し、認知症の方や家族を重視し、「共生」と「予防」を両輪として各種の対策を推進する。9月21日~10月20日の徳島県認知症対策普及、啓発月間に認知症に関する映画上映会、また、国立長寿医療研究センター副院長、認知症介護センター長鷲見幸彦医師の講演会を開催するので認知症に関する正しい理解、知識啓発のため参加してほしい。

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