Q.ピロリ菌って何?
ピロリ菌は1982年にオーストラリアで発見された胃の中に生息している細菌です。
Q.ピロリ菌の感染経路は?
ピロリ菌の感染経路ははっきりとは分かっていませんが、5歳くらいまでに口から感染すると考えられています。そして80%は家族内感染と言われていますので、親が感染していると子どもへの感染率が高まります。
Q.胃がんとピロリ菌との関係は?
胃がんの発症には、ピロリ菌の感染と胃粘膜の萎縮が強く関連しています。胃がんになった方の95%以上はピロリ菌感染者で、除菌をしないまま放置すると、10数年~20年程度で萎縮性胃炎に進行し、胃がんになる危険性が高まることが分かっています。ピロリ菌の感染の有無を検査し、陽性の場合は、ピロリ菌の除菌を行うことで胃炎は治り、潰瘍や将来的な胃がんも予防できるのです。
Q.50歳以上の人は?
「胃内視鏡検査」で、ピロリ菌の感染を確認することができます。
検査の詳細は、次号(広報4月号)で案内します。
▽令和5年度ピロリ菌抗体検査(血液検査)結果
■中学2年生のピロリ菌検査結果
▽令和5年度ピロリ菌抗体検査結果
※呼気検査(二次検査)は、一次検査で陽性となった方のみ実施
※二次検査陽性割合算出方法=一次検査陽性割合×二次検査陽性者/二次検査実施者
問い合わせ:健康推進課
【電話】22-2268【FAX】22-2245
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