■児童生徒の皆さんへ
もうすぐ、皆さんが楽しみにしている夏休みが始まります。事件や事故に巻き込まれないように気をつけて、楽しく過ごせるようにしていきましょう。
■地域の子どもは、地域で守り育てる
非行や凶悪犯罪、いじめの多発。子どもたちをめぐる問題が深刻になってきています。このような子どもの問題には、親や大人の行動や姿勢、社会のあり方が反映していると考えられます。そんな考え方に立ってみると、私たち大人がしなければならないことがたくさんあるように思います。
▽例えば、こんなことからどうでしょう。
(1)子どもたちに、積極的に声かけをする。
身近な子どもたちに「おはよう」「こんにちは」と、声をかけ、顔見知りになってください。そして、良い行いをしたときは、ためらわずに褒める。危険な遊びやルール違反には、見て見ぬふりをせず、注意していただけたらと思います。
(2)子どもたちの立場を考えてあげる。
子どもたちが困っているとき、苦しんでいるときこそ、気軽な相談相手、よき理解者でありたいものです。ふと見せる沈んだ顔、寂しそうな表情を見逃さず、優しく声をかけてあげてください。
(3)子どもたちを事故や犯罪から守る。
近くに、事故につながる危険な箇所はないでしょうか。子どもたちを誘惑したり、犯罪に巻き込んだりする恐れのある場所はありませんか。
地域の環境を、そういった視点から再点検してみていただけたらと思います。
■第46回「防ごう!少年非行」県民総ぐるみ運動実施中
社会全体で青少年を育む環境づくりとして、家庭・学校・地域社会・関係機関が緊密に連携し、非行から青少年を守るという気運を醸成するとともに、非行に対する県民の理解と認識を深め、地域に密着した、きめ細やかな青少年の非行防止・健全育成を図る目的で運動を展開しています。
実施期間:7月1日~8月31日まで
連絡先・問い合わせ:市青少年育成補導センター
【電話】25-6620【FAX】25-6621
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