樵木林業で紡ぐ未来。
地域と共につくる持続可能な豊かな森
■会社概要・SDGsに関する取り組み方針(考え方)
かつて美波町は薪炭産業によって賑わい、定期的な手入れにより健康な里山が保たれていました。しかし、燃料革命に伴う薪炭需要の低下により、町の賑わいは次第と失われ、里山との関わりも薄れていきました。その結果、放置が進んだ里山では、生物多様性の低下や害虫被害など、環境悪化が進んでいます。
四国の右下木の会社は、伝統的な樵木林業と薪炭産業の再興を進め、里山の環境回復と里山資源を活用した新たな特産品「樵木備長炭」の製造販売を通じて、地域産業の振興を目指しています。
■これまでの取り組み
・美波町に古くから伝わる伝統的な林業技法である樵木林業を学び、現代に再興しています。
・里山資源を有効活用し、樵木備長炭の製造販売を開始しました。
・里山の価値を学び、その恵みを体験する「木育」を、町内の小中学校と進めています。
■関連するゴール
一覧については本紙をご参照ください
■代表からのメッセージ
この地の自然や景観、暮らしや経済を支え、そして歴史や文化をもかたちづくってきた「地域の宝の山」とも言える美波町の里山は今、放置による荒廃が進んでいます。
私たちは、樵木林業の再興を通じて、「地域の宝」を再び活用し、「食える里山産業」を創出することで、里山の健康の回復と持続可能なまちを築いていきます。美波町の自然と暮らしが100年後も続くよう、日々努力を重ねてまいります。(代表取締役…吉田基晴)
■今後に向けた取り組み
私たちは樵木林業による里山の環境回復を美波町全体に広げ、美波町の里山を持続可能な循環林に再生させることを目指します。また、樵木備長炭を美波町の新たな特産品として確立させることで、地域産業の発展に貢献します。さらに“地産食材を地産薪炭で味わう”という新しい食スタイル「地炎地食」を発信し、美波町の新たな魅力を引き出すことで、観光客や関係人口の増加を目指します。
■美波町からのお知らせ 美波町SDGsリビングラボポータルサイトについて
▽導入目的
美波SDGsリビングラボを通じて地域活動を発信・共有することで、SDGsのワードのもとで皆さまが繋がれる場所になること目的としています。まずは皆さまのSDGs宣言を登録をして、美波町とともに地域課題の解決や地域活動に参加し、お互いに協力し合いませんか。
▽利用方法
町民の方々や企業・団体様なら誰でも利用できます。
詳しくは本紙右のQRコードから美波町HPをご覧ください。
【URL】https://www.town.minami.lg.jp/docs/sdgs.html
▽最後に
前回ご紹介させていただいた株式会社あわえ様、また今回の株式会社四国の右下木の会社様も多くの記事をアップしていただいています。美波町で起こっていることを一度見に来てください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>