■美波町のSDGs 達成に向けた主な取り組み
令和4年5月に美波町は国の「SDGs未来都市」に選定されています。
町では美波町SDGs未来都市計画を策定し、目標達成に向けた様々な取り組みを推進しています。
このコーナーではSDGsの取り組みをご紹介していきます。
※みんなで取り組むSDGs
町民全体でのSDGsに関する取り組みを広げるため、町民や町内の企業のSDGsに関する活動を宣言・共有するリビングポータルサイトを運営しています。本紙右のQRコードにてポータルサイトに入りアカウント登録をすると誰でも利用できます。
▽SDGsとは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で2015年9月の国連サミットにおいて、全会一致で採択された2030年を期限とする世界共通の17の目標です。地球上の「誰一人として取り残さない」をキーワードに世界を会税・社会・環境のバランスのとれた社会へと変革することを目指しています。
■美波町SDGs推進パートナーの認定式を行いました
町の取り組みのさらなる推進のため、この度美波町SDGs推進パートナー制度を新設し、それぞれの分野においてSDGsに取り組む町内の7団体を美波町SDGsパートナーとして認定し、6月24日(月)ミナミマリンラボにおいて、認定式を行いました。
■今回認定された団体の主な取り組みのご紹介
▽株式会社ナカバリコート(建設業)
防水工事にあたり省エネにつながる断熱及び遮熱工事の提案や、環境に配慮した材料の選択を積極的に行うことでCO2排出量削減に貢献し、社会や環境に配慮した工事の実現に取り組む。
▽うみの株式会社(水産業)
水産業(牡蠣の種苗事業等)を行っている自社では、環境に配慮した漁業形態の普及維持や水産物の安定供給体制の構築に取り組んでいる。
▽株式会社四国の右下木の会社(林業 and 製炭業)
美波町伝統の林業手法「樵木(こりき)林業」と薪炭産業の再興を通じて、人と森との持続可能な関係、里山・里海循環を再構築。「町の木ウバメガシ」を未来に繋げます。
▽にぎやかな大浜・宮の森づくり実行委員会
地域の賑わいづくり・文化歴史の継承を目的とした宮の市の開催。又うみがめの森(宮の森)の再生プロジェクトを実施し、町指定文化財クスノキをはじめ周辺環境の整備。
▽株式会社あわえ(サービス業)
持続可能な地域づくりのため、町の人口減少や過疎化に起因する悩みをサテライトオフィスと共に解決し、その手法を他地域に展開し全国の地域活性化に取り組む。都市から徳島へ親子を誘致するデュアルスクールも展開。
▽海部土建協業組合(建設業)
尿素SCRシステム搭載のダンプトラックの導入やアドプト事業を継続し環境保護に貢献。また体験会等を開催し若い世代が建設業に関心を持てるような活動を推進。
▽一般社団法人藻藍部(水産業)
全国的に問題視されている磯焼け(藻場の喪失)に対し、食害魚のアイゴをつかった地場産品の開発や廃棄物を活用した藻場・漁場再生資材の開発により藻場を再生し、水産業の活性化と海の生態系回復に取り組んでいる。
パートナー団体の申請は随時受付しております。詳しくは本紙右のQRコードから美波町HPご確認ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>