いきいきと健康的な生活を過ごすため、美波町健康増進課や福祉課による健康情報をご紹介します。
■生活リズムを学ぼう!Part1
広報1月号は、生活リズムを学ぼうPart2「子どもの食事」について考えてみます。
▼子どもの体や脳の成長発達の基盤は生活リズムです
▽どうして生活リズムが大切なの?
幼児健診で生活について振り返ってみました。起床時間は朝7時までに起きている子が半数以上でした。就寝時間は、21時以降の就寝が大半で、遅寝傾向となっています。
子どもは大人より多くの睡眠時間が必要です。十分な睡眠とリズムを整えることで、睡眠の質が良くなり、必要なホルモンが睡眠に合わせて出てきます。睡眠は、体を休ませ健康を維持させるだけではなく、脳を創り育て、そして守るという働きがあります。健康な発育のための睡眠は、生活リズム作りから始まります。
▽生活リズムは、朝、起こして作っていきます!
人の体は、太陽のリズムに合わせていろいろなホルモンを出しています。朝の光で脳を、朝食で内臓(代謝のリズム)を目覚めさせていきます。朝の光を浴びてから15~16時間後に体が自然に休息状態へ変化していきます。
遅く寝ても、朝はいつもの時間に起こすことで、リズムが整ってきます。
生活リズムは、体や脳の成長発達の基盤ですが、子どもの力だけではうまく作ることができません。子どもに関わる大人の助けが必要です。この生活リズムをきちんと育ててあげることは、やがて学校生活が始まったとき、さらに社会生活が始まったときに、ストレスなく順応していける体をつくります。
日本人の平均睡眠時間は世界的にも短いと言われています。子どもに限らず、大人も寝ることを大切にした生活を工夫してみませんか?
<この記事についてアンケートにご協力ください。>