■おイモとったよ~
9月28日、かきはら子ども園の園児たちが、吉野町柿原の畑に招待され、サツマイモ堀りを楽しみました。
これは吉野環境保全組合が、地域の方と一緒に、子どもたちと交流しながら、食物がどのように育ち、収穫されているかを知ってもらおうと毎年開催しています。
園児たちは、サツマイモを見つけると力いっぱい掘り出し、「大きいのがとれた」と、笑顔で喜んでいました。
収穫したサツマイモは園児たちが持ち帰り、秋の味覚を楽しみました。
■岩滝用水を探検
9月22日、上喜来地域資源保全隊が地域の歴史を伝えようと、大俣小学校4年生と共に、岩滝用水の岩穴を探検しました。
岩滝用水は、人の手で岩石を掘って造られた約500mの隧道(ずいどう)です。
洙田豊繁代表から説明を受けた後、児童たちは用水に入り、ライトで照らしながら、鍾乳石の観察や岩石の手掘り体験をしました。
児童たちは、農業に必要な水の大切さと用水を造った先人たちの功績と苦労を学習しました。
■LEDグラス作り
9月24日、阿波高校、阿波中学校、伊沢小学校から17人の生徒が伊沢公民館に集まり、イルミネーション用のLEDグラスを約40個作成しました。今回が3回目の開催となり、12月には作成した200個のLEDグラスを阿波町の『妖精の村』に飾ります。
この企画は、『子どもたちのすてきで楽しいまちづくりプロジェクト』に参加する子どもたちが、地域のシンボル事業にしたいと発案したものです。
■命の授業
9月28日、市の「地域自殺対策強化事業」の一環で、助産師の川西節子さんによる「命の大切さを学ぶ講演会」があり、阿波高生43人が参加しました。
生徒たちは、助産師の仕事や命の誕生などの話を聞き、胎児の人形に触れたり、妊婦体験をしたりしました。
川西さんは、「生まれてくることは奇跡。ひとつしかない命を大切にしてほしい」と語りました。
生徒からは、「苦労をして生んでくれた親に感謝したい」「自分や周りの人を大切にしたい」などの感想がありました。
■僕の宝物
9月20日・21日、市内4中学校で、嵯峨根望さんを講師に迎え、阿波市人権講演会「僕の宝物」が開催されました。
嵯峨根さんは、2020東京パラリンピックにシッティングバレーボールの選手として出場するなど、手足に障がいがあっても、何にでも挑戦するポジティブな人生を送られています。
嵯峨根さんは、「僕の宝物は足です。障がいを理解してくれた友だちがいたから、自分のことが好きになれた。あきらめなければ夢は叶う。前向きに生きてほしい」と熱く語りました。
■阿波市役所体験
9月14日・15日、吉野中学校2年生の2人が阿波市役所で職場体験を行いました。
職場体験では、働くことの大切さや楽しさなどを知ったり、将来の自分の夢を実現させるために必要なことを学習したりします。
市政情報課では、広報誌作成の仕事を体験し、文の構成や写真の撮り方を教わりました。
大森菱介さんは、「仕事は大変だったが、将来について考えるいい機会になった」と話しました。
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