市民の皆さまが納めた税金や、国から交付される地方交付税、国や県からの補助金など、市の収入が昨年度どのような行政サービスに使われたのかをお知らせします。
■一般会計決算内訳
▽歳出
202億1,143万円
対前年度比△13億295万円、△6.1%
▽歳入
211億6,352万円
対前年度比△13億4,449万円、△6.0%
令和4年度一般会計の歳入歳出差引額は、9億5,209万円で、翌年度に繰り越すべき財源1億4,285万円を除く実質収支額は、8億924万円の黒字となりました。
令和4年度は、影響が長期化する新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、引き続き、ワクチン接種事業を実施したことに加え、原油価格や電気・ガス料金を含む物価高騰に直面し日常生活や経済活動に影響を受けた市民や事業者への支援にも取り組みました。また、スマートインターチェンジ整備事業や移住・定住の促進、子育て環境の整備といった魅力あるまちづくりに向けた事業も着実に実施しました。
今後も、人口減少・高齢化などによる市税収入の減少、社会保障費の増加など、一層厳しい財政状況におかれると予想されますが、事業効果や緊要性の検討を行いながら、市民の皆さまにとって真に必要な事業を実施できるよう、引き続き健全な財政運営に努めてまいります。
■水道事業会計
■特別会計
■市民1人当たりの額(一般会計)
1人あたりが負担した額(市税):10万3,837円
1人あたりに使われた額:57万5,217円
※差額の47万1,380円は、国・県の補助金などでまかなわれています。
■令和4年度の主な事業
▽安全・安心のまちづくり
・新型コロナワクチン接種対策事業1億9,050万円
・上水道出資事業1億5,610万円
・市営住宅長寿命化改善事業5,119万円
・消防団車両整備事業1,969万円
・浄化槽設置整備事業1,724万円
▽活力あふれるまちづくり
・農業人材力強化総合支援事業5,532万円
・農山漁村未来創造事業3,141万円
・デマンド型乗合交通事業2,975万円
・スマートIC整備事業2,430万円
・阿波市で暮らそう!!住宅購入補助事業1,180万円
▽子育て応援のまちづくり
・あわっ子はぐくみ医療費助成事業1億5,106万円
・市内小中学校特別教室空調機器設置事業7,293万円
・吉野中学校屋外運動場夜間照明等改修事業6,942万円
・吉野笠井図書館改修事業5,190万円
・病児・病後児保育事業2,586万円
▽新型コロナウイルス感染症に係る各種支援
・電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付事業2億3,127万円
・がんばる事業者応援する券事業2億1,530万円
・がんばる農業者応援給付金事業9,645万円
・住民税非課税世帯等臨時特別給付事業9,554万円
・子育て世帯生活支援特別給付金支給事業8,004万円
■健全化判断比率・資金不足比率
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、健全化判断比率および資金不足比率を公表します。いずれの指標とも国の基準を下回り、阿波市の財政は健全な段階にあります。
▽実質赤字比率
一般会計などを対象とした歳入総額から歳出総額を差し引いた赤字額が市税などの一般財源に占める割合
▽連結実質赤字比率
全会計を対象とした歳入総額から歳出総額を差し引いた赤字額が市税などの一般財源に占める割合
▽実質公債費比率
全会計と一部事務組合などを合わせた元利償還金が市税などの一般財源に占める割合
▽将来負担比率
全会計と一部事務組合などを合わせた将来の債務総額がどれくらいあるかを示す指標で市税などの一般財源に占める割合
▽資金不足比率
公営企業の資金不足額が営業収益に占める割合を示しており、この比率が20%を超えると経営健全化計画の策定を義務づけられる
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